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運転免許試験の体験談

本日、運転免許試験に合格しました!

嬉しさに任せて、運転免許試験について書こうと思います!!

一回落ちてます!笑 だからこそ嬉しい! だからテンションが高い! 許してください

免許センター内は写真撮影が禁止だそうです。個人情報扱ったりするところですもんね、そのポスターを見て、書いてみようと思いました。
今日見て覚えたことを早いうちにできる限り文字に起こしてしまおうと思います。ほぼ日記です(笑)

では始めます。

年末の挑戦

私は通いで自動車学校を卒業した。2020年3月に入校し、12月半ばに卒業した。緊急事態宣言で休校だった一ヶ月を入れると実に9ヶ月もの時間がかかった。何故こんなに時間がかかったのかというと、ひとえに私のスケジュール管理能力の弱さによるものだ。
掛け持ちしているアルバイト、学校の授業、突然の飲みの誘い、この中に教習の予約をねじ込むのに苦戦し、当日キャンセルなどもし、安くない金額を自動車学校に納めた。つまり、あまりいい思い出は自動車学校には抱いていない。

友人が少なくても、合宿でさっと取った方が良かったなと思った。
これが一つの教訓である。

免許は通いでとるな!合宿で取れ!

そんな日々ももう終わり!12月の半ば、2021年になる前に免許を取ってしまおう!ということで、卒業の翌日、運転免許試験場に行く決意をした。

翌日。
寝坊した。
完全に寝坊した。目を覚ますと9時で、試験の受付は9:05分まで、試験場まで片道1時間、私は絶望…

するのはまだ早い!試験は午前と午後の部があるのだ!午後の部の受付は11時半まで。
私はシャワーも浴びず家を飛び出した。

府中試験場の免許試験は朝昼2回!

受付時間
(午前受験)8:30~9:15
(午後受験)9:30~11:40
試験時間
(午前受験)不明
(午後受験)13:00~13:50

府中試験場なのに最寄りは府中ではないらしい。調布駅で降り、バスに乗る。ロータリーには10台くらいバスが停まっており、スマホは必携だろう。
バスで30分、やっとついた府中試験場。
古い官庁社にありがちな四角い建物の印象だった。お世辞にも綺麗とは言えない立方体の建造物、荘厳とも言えるかもしれない。
立体歩道橋を渡り入り口に着くと、赤十字社のテントが入り口前に乱立していた。
試験には待ち時間が多い、その時間を利用した人の献血を行なっているらしい。賞品を見るとモバイルバッテリー。既に持っているので、今日のところは献血はやめておこう。

自動ドアが開くとサーモグラフィーと消毒液。
マスクをつけた係員が番人の如く中央に座している。これは消毒せずにはいられない。色んなお店にこの番人を置くといいのにな、などと思った。

住所、氏名等の用紙を記入して第一受付に提出する。ここで証明写真を忘れたことに気づき慌てるが、免許試験場内に証明写真機が設置されていた。値段は800円、こんなに高かっただろうか。

無事用紙の提出が終わると、手数料の支払いを行う第二受付へと案内される。2050円、免許発行に必要な手数料だという。懐疑的な気持ちになりながらも、支払い、次へ進む。

次は視力検査だった。自分にとってここが1番不安な場所であった。眼鏡をかけてはいるものの、自分の視力は限りなく1.0に近く、日によってのばらつきが激しいからだ。しかも最近はスマホの見過ぎでどんどん視力が悪化しているような気がする。
とても通るとは思えなかった。なんなら学科試験の緊張よりも大きかったのではないかと思う。
列が進むたび心臓の鼓動が早くなる。ここでダメだったら、手数料は返ってくるのだろうか、しかし片道1時間半、交通費1000円かけてきたのに、勿体ない。色んな思考をしているうちに自分の番が来て…。
難なくパスできた。
疑いたくなるくらいあっさりだった。いつもよりランドルト環が大きく見えたのは気のせいだったのか。
何はともあれ、次の受付へと案内された。試験場の職員というのは全員が警察官らしい、だからか、時々怒号のような声質で案内する職員がいる。この受付の人もそうだった。あんな声で自白を促されたら、やってなくてもやったと言ってしまいそうだ。

次の受付は3階だった。
府中試験場は、一階が受付と視力検査、二階が免許交付場、3階が学科試験会場という構造になっている。
3階で学科試験の受付をする。受験料1850円を収めた。高いか安いのかはよく分からない。大学受験を思い出した。いや、これは英検の記憶か。大学受験料は数万円だもの。だとすれば1850円は良心的な値段といえる。
今までの出費の合算は5千円を超えているけれど…。こうして小金を使ううちに貧乏になっていくのかもしれない。

支払いが終わると受験票が手渡された。試験時間は13時からだという。時計を見るとまだ11時だった。まだ2時間もある。呆気に取られながら免許試験場内を散策すると、「食堂」の文字が見えた。しめた。食堂で腹ごしらえしながら試験勉強をしよう。

地下一階の食堂は、懐かしい場所だった。誰もが一度は行ったことがあるような、高速のサービスエリアにあるような、味の薄いラーメンを売っているような、食堂だった。
私はそこで、縁起もかけて、カツカレーを食べた。カツは脂っこくて少し残してしまった。
カツを残すと逆に縁起が悪くなったりするんだろうか。どうでもいいことを考えてしまう。

勉強半分、ゲーム半分で時間を潰し、試験会場へと向かった。

殆どが二十代の若者だった。まあ、私もそうなのだが。若者だらけの空間というのはあまり好きではない。胸がムカムカする。これがなぜなのかは分からないが、学生の頃からずっとそうだった。これからも変わらないだろう。小声で騒ぐ女性、足をこれでもかと開いて、寝転ぶように背もたれにだらんと体を預ける男。アクセサリーやスニーカーは派手だが、顔は不細工だ。カツカレーのせいだろうか胸焼けがしてきた。

しばらくすると試験官が入ってきた。マスクにフェイスシールドという完全防備の格好だ。ゴーグルまでつけている。記述が遅れたが、今日は2021年1月26日、コロナウィルスの影響でマスクをつけない人間は非国民扱いされるという世界である。

カンニングの禁止、携帯使用の禁止、帽子着用の禁止など、ありきたりな諸注意が述べられる。驚きだったのは試験中は電波妨害装置が作動し携帯電話が使用できなくなるらしい。まるでSFの電磁パルス攻撃ではないか、世界はここまできていたのかと感動した。

試験が始まった。この歳になると全く緊張しない。学生の頃は試験の度便意と吐き気との戦いだったというのに。大人になったのかな。

試験は95問。中途半端なのは、最後の5問が一問2点の問題になっているからだ。








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