20歳
はたちだとこうして我は
生きてきた付箋だらけの
体とともに
1は終わり2のステップへ
進んでくレシピを広げ
次なに入れる?
濃い悩み 生き続けてる
君はもう
二十歳なんだよ
足を踏み出せ
降りますと大声でいい
降りてゆくリュックは前に
やだな、なで肩
大丈夫そう言い聞かせ
毎日をやり過ごしてる
新社会人
真っ直ぐに等身大に
生きている
君はなんにも
間違ってない
泣きながら
産まれし我は
20歳なり
この年月は続いてく
ここにいる
今生きている場所がある
正社員って苦しさだけで
泣きたいよ辛い毎日
これからも鶴織る日々が
どこかにあるよ
親友がはたちになった
来月は我が身に降りし
酒税たちほか
あやとりで東京タワー
つくってるそれだけ覚え
二十歳になった
電車から平日見える
サミットは恋する人の
行きつけなんだ
土日だけ各駅に乗り
この駅に
逢えるかなんて
分からないのに
飲み屋にて
ジャケット脱いで
ハンガーに目の前にいる
貴方が好きだ
退勤後
車窓から見る
拘置所とスカイツリーの
狭間に私
自由席
指定席をも
破り捨て終電乗りし
東京を知る
求めない
若さがあるよ
貴方にはこれから全て
学べばいいよ
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20歳になりました。
20年間生きてきました。
今年高校を卒業し、社会人になり
そして、今日20歳という節目で20歳、新社会人そしてこれまでをテーマに短歌を詠みました。
『短歌』〜学生〜 : ゆずは
ボロボロの学生時代砂糖なし羨ましいよちゃんとしててさ不登校保健室から見えた窓登校してる今ここにいるほら友よ私ここまで生きてきたすごいと褒めて私は犬か社会人この引きこもりうるせーよカーテン引いて私を隠せ引きこもり泣くな耐えろよお前より辛くないから大丈夫だよ
lineblog.me
学生最後に私は↑のLINEblogで
みんな敵そんな目をした
十代で信頼出来る
大人に逢えた
とひとつ載せました。
中学時代、荒れに荒れまくっていた時同級生だった親友は見捨てずに毎日LINEや塾の帰り道沢山話してくれ勉強も教えてもらいました。それから4年、高校卒業前彼女は私に当時の私は周りの大人みんな敵みたいな感じだったけど今楽しそうで本当によかったとぼそっと言ったのが忘れられず私はこの短歌を詠みました。
高校1年生の時、私が教育に携わりたいと思ったきっかけになる恩師に出会いました。特に夢もなく中学時代から変わらず荒れに荒れて反抗してた私に、学校に来る度話しかけてくれその先生はいろいろな職を経験し〇〇さんが高校1年生なのと同じで先生も先生1年目なんだよねとそして先生は社会科のはずなのに小学生から高校生までの国語、数学、英語のプリントを作ってくれそのプリントで何点取ったかの点数表、夢がなかった私に手作りの人生ゲームや職業かるたなどを作って私の中の小さな世界を広げてくれました。ここまで一緒に考えてくれて寄り添ってくれた大人は初めてで私もこんな素敵な信頼してもらえる大人になりたいと思い、今進んでいます。
この親友や、恩師以外にも
私は本当に素敵な人、場所、物、言葉、ことと
出会い、別れて
20年間生きることができました。
変わらないものは背中の翼にあるし、
進んでいける強さも少しだけどもっている
帰る場所も沢山あります。
本当にいつもずっとありがとう。
そして20歳、おめでとう私。