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初冬夜飲
今回も、『新釈漢文大系 詩人編9 杜牧』から。
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淮陽(わいよう)の太守のように病気がちの私は、たまたま酒の楽しみを求め、旅の衣のまま霜の降りる寒さを押して、灯火のもとに坐している。
石畳の傍らに咲く梨花と見えたのは積もった雪❄、来年ここで闌干に凭れて景色を眺めるのは誰だろうか。
淮陽の太守とは、 前漢の淮陽国(今の河南省の辺り)の太守であった、汲黯(きゅうあん)のこと。武帝に対しても、憚らずに諫言し、そのため朝廷に留ることが出来ず、外任となったとか。
杜牧も結構、上に向かって諫言したらしいので、自分事のように思っていたのかも。
見出し画像は、酒を飲もうとしたら、カ◯ピスに代わっていて、ちょっとガッカリな杜牧😁。昔、撮影現場では、どぶろくのような酒を飲む時、◯ルピスだったとか😄(清酒の時は水)。
杜牧の時代に清酒あったのかな?
🐻