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酔後題僧院
昨日借りた『閑適のうた 中華愛 言甬 詩選 陶淵明から魯迅まで』の中の杜牧さんの詩を。久しぶりやな😄。
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酔いて後(のち)僧院に題す
角光(かく)船 一棹(ふり)す 百分(すべて)空(のみつく)せり
十歳の青春(わかきひび)公(きみ)に負(そむ)かず
今日(こんにち) 鬢糸(びんのしろきいと)禅寺のイスの畔(かたわら)
茶煙(ちゃのゆわかすけむり)軽やかにたちのぼる落花風(はなちらすかぜ)
角光 船「おおきなさかずき」…角光(かく)は、牛の角で作ったさかずき。七升あるいは五升入った、とある。(当時の一升は約0.6リットル)。
「公(きみ)に負かず」…公は酒あるいは杯をさす。一説に乃公(だいこう。わが輩)の公。自分にそむかなかった。勝手きままにやってきた…という事らしい。
閑適の閑は、とげのある木の枝を並べ、垣にしたものを逆茂木という、とある。
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安全で満足しているのが「適」。
外敵が侵入なければ、逆茂木の内側でノンビリできる。気分はヒマなこと。ひもを楽しむことに共通する……と、『閑適のうた』のまえがきにある。
見出し画像は、飲み終わった後、穴を開けて角笛代わりにしている杜牧さんと、おおっと、拍手👏するマブダチ君😁。
ちなみに、午前中に投稿した、カラムーチョ味チキンラーメンは、開けると、カラムーチョ味のパウダーが入っていて、それをかけて味変するようだ。 🐻