さくらの日の詩
今日は3×9=27で、「さくら🌸の日」だそうだが、熊吉🐻の家の近くでは、まだほとんど咲いていない。
でも、今週中には咲くだろう😄と、期待して、お馴染みになった『中国名詩鑑賞辞典』から、盛唐期の岑参(しんじん)さんの詩を。
韋員外家花樹歌
今年の花は去年のように見事だが、
去年この花を見た人は、今年は一つだけ年をとったことになる
してみると、花の変わらぬ美しさには、人は及ばないのだ
いとおしいこの落花を、どうかすげなく払いのけたもうな、君
君の一族の兄弟たちには、とてもかなわないね
なにしろ、列卿、御史、尚書郎といったお歴々ぞろいだ
朝廷のつとめからさがると、いつも花の下でお客を集めて宴会を催すが、
おりから散りかかる花びらは、酒がめの中に落ちて、春の酒はひときわ芳香を放つのだもの。
員外…官名。定員外の役人の意。
御史…官吏の監察、裁判をする官
この詩は、韋という員外の一族繁栄をたたえたものらしい。
昨日は、記事の内容を考えるのに時間がかかり過ぎて、絵を描く時間がなかったので、見出し画像も、詩のバックも、アイビスペイントの機能に頼ってしまった😅。もう少し時間配分に心をくばりたいものだ😅
🐻