何為則民服
今日は2/19なので、『論語』為政第二の十九章を。
哀公問いて曰く、何を為せば則ち民服せん。孔子対（こた）えて曰く、直きを挙げて諸（これ）を枉（まが）れるに錯（お）けば、則ち民服す。枉れるを挙げて諸を直きに錯けば、則ち民服せず。
哀公が尋ねられた。「どうすれば民衆は従うでしょうか」。孔子は答えて言われた。「正しい者を抜擢して不正な者の上におけば、民衆は従います。不正な者を抜擢して正しい者の上におけば、民衆は従いません」。
哀公は、孔子の母国魯の君主で、BC494年から468年まで在位した。
孔子が放浪の旅から帰ったのは、BC483年になるので、死去する479年までの5年の間の問答になる。
哀公という諡号のように、パッとしない暗愚な君主だったようだ。
見出し画像は、君主や皇帝が被る冠を見て、いつもマコちゃんが言ってるセリフ「何なんか、あのスダレみたいなのは？前が見えにくそうじゃのー」。確かに😁。
二コマ目の半分と三コマ目は、『マンガでわかる論語入門』より。
🐻