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温故知新
子曰く、故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知れば、以て師と為(な)るべし。
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「温故知新」と熟語になって有名なことばです。孔子の塾では、教師になる学生が多かったのでしょう。教師になる心得を説くことがよくあったと思われます。
朱子の注によって「温」を「たずねる」と読みました。後漢の鄭玄(じょうげん。127~200)は、「あたためる」と読んでいます。さめたスープをもう一度あたため直して新しい味を知るように、過去をふり返り、そこから新しい教訓をとり出すのが良い教師だというのです。
(『論語抄』陳舜臣 より)
今日は2/11なので、『論語』為政第二の11章。
今日は建国記念の日🎌。昔は建国記念日といってた気がするが、ちょっと変わったんかな?
🐻