
死者の知覚
お盆なので、『孔子家語』観思篇から、こんな話を。

子貢が孔子に質問した。「死んでしまった人は、知覚する能力がありましょうか、それともないのでしょうか。」
孔子は言った、「私が死者にも知覚する能力があると言おうものなら、孝行な子や孫が、生きてる人たちの生活を圧迫する程の立派な宗祇を出すことが心配だ。かと言って、死者には知覚がないと言おうもなら、親不孝者が親の亡骸をほったらかしにして、埋葬しないことが心配だ。賜(子貢の名)よ、死者に知覚があるだのないだの、知ろうとするな。今、取り急いで知らなくてはならないことではないのだ。おいおい自然に分かってくるものなのだから。」
確かに、死者に知覚があったら、怖いかも😅。
見出し画像は、昨日墓参りに行ったら、何故か墓地にいたカニ🦀さん。