秋思
まだ猛暑日は続くけど、9月中旬になったので、『中国名詩鑑賞辞典』から、秋の詩を。
「秋思二首 録一」という題で、唐代の劉禹錫の作。
昔から、物の哀れは秋こそまされ、と言われているが、
わたしは反対に、秋日のほうが、春のあしたよりまさっていると言いたい
(なぜなら)よく晴れた秋空に、一羽のつるが雲をおしわけるようにして、天高く舞いあがると
そのまま、わたしの詩情をかきたてて、つるとともに青空のかなたにまで至らせるからだ。
劉禹錫は中唐の人。進士の試験に及第し、天子の近くに仕えたそうだから、優秀な人だったようだ。
見出し画像はダジャレ😅。丹頂鶴だから、マイナー…なんてね😁。
🐻
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