見出し画像

新春🎍

 早いもので、1月もあと2日(と半日弱)。旧暦だと1月1日、元日🎌🎍である。めでてぇな😄。

 ということで、『漢詩をよむ 冬の詩一〇〇選』から、南宋時代の真山民の「新春」を。

中国🇨🇳には門松は無いか!?😁

 余寒に残っていた雪❄️もやっと乾き、
 久しぶりに晴れて、日の色がにわかに暖かくなる。
 人の気分は、新年とともに新たになり、
 春の陽気は、天地をもとのとおりにする。
 もやは青く、柳が新鮮な緑にもどり、
 野焼きの跡は色づき、草が生き返る。
 春風な、えこひいきなく吹きわたり、
 例年のように、侘び住まいの我が家の門にもやって来た。

 新春晴景の詩のはじめの解説に、「南宋末、真山民の『人心 新歳月/春意 旧乾坤』は新春の幕開けにふさわしい、きわめつきの名句である」と紹介されている。

 見出し画像で子路が持っている「南山の竹」は、『孔子家語』で、子路と孔子が初めて会った時に出てくる問答の中に出てくる言葉。中島敦の『弟子』の冒頭にも見られる。それで門松🎍を…ではなく、矢尻など付けたら、より深く(犀の皮に)達するだろう、という孔子の言葉に、子路は弟子入りを決めた。

 …なんだか、真山民の詩からちょっとズレてしまったが、まあいいか😁。

            🐻

 

いいなと思ったら応援しよう!