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大寒のお稽古風景

昨日は、二十四節気の一つ「大寒」だった。もっとも大寒は、昨日だけでなく立春の前日まで続く。今が一年で寒い🥶❄️時期である。そんな、寒い時季のお茶のお稽古風景である。

初かざりという状態。上にあるのは抹茶を入れる器

昨日(と先週)は、及台子という棚のお点前だった。横に見える電気炉の配線がちょっと無粋だが、最近は炭や灰の管理が大変なので、電気炉のお稽古場が多いらしい。先生もご高齢の方が多いし力仕事が大変だというのが実情のようだ😓。

皆具というセットの水指、杓立て、蓋置

これは、同じ棚で、建水という点前中にすすいだ湯や水をこぼす器がないかざり方である。遠目で見えにくいけど、宝尽くしという柄なのだ。正月🎍らしくてイイね😄。

先生の、亡くなられた旦那さんの作品

これは、今時季のみ用いられる筒茶碗という、ちょっと深めの茶碗。湯が冷めにくいようにとの心遣いである。茶巾で清める時は、通常は周りを清めてから底を拭うが、筒茶碗は先に底を拭ってから周りを拭うのである。

夏の暑い🥵盛りは逆に、平茶碗と言って、全体的に浅い茶碗を使う。湯が早く冷めるように、との心遣いである。

                    🐻

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