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斗筲(としょう)の人

 昨日、選挙に行った。残念ながら熊吉🐻が票を投じた候補は落選した😅。
 それはそうと、数日前、投書で「選挙には行くけど、誰に入れたものか迷う」というのがあった。
 どうやら、その人の選挙区ではドングリの背比べ並みの候補者しかいないらしく、誰に入れても、何だかなぁ…みたいな感じだったようだ。

 それで思い出したのが、『論語』子路篇にある、孔子と子貢の問答である。

子貢「どういう条件を備えていれば、士と言えましょうか?」
孔子「自分の行動に対して恥じる気持ちがあり、四方の国に使者として赴いた際、君主から受けた使命をきちんと果たして、辱める事がない。それでこそ士といえよう。」
子貢「それに次ぐ条件をお尋ねします。」
孔子「一族からは親孝行と称賛され、地域の人達からは年長者に素直だと称賛される事だ。」

フキダシ内の絵は『マンガでわかる論語入門』より

子貢「それに次ぐ条件をお尋ねします。」
孔子「言った事には信義を守り、行いは必ず果敢な事だ。コチコチに角張った小人物だが、まず、それち次ぐ条件といえよう。」
子貢「今の政治に携わる者は、いかがですか?」
孔子「ああ、器量の小さい者ばかりで、数に入らないな😮‍💨」

OH 〜NO〜❗️って感じ?😁

どうやら、2500年前も今も、政治家の質は変わらないらしい😁。

ちなみに、同じ「どういう条件を備えていれば、士といえましょうか?」という子路の質問に対して、孔子の答えは、

オノマトペ攻撃(笑)😁。

「切切偲偲(せつせつしし)と、ねんごろに励まし、怡怡(いい)として、おだやかに親しむ。それでこそ士といえよう。友人にはねんごろに励まし、兄弟にはおだやかに親しむのだ。」

論理型と直感型への名解答⁉️😁。

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