6号

小さい時から
クリスマスケーキは母さんの手作りで
テレビから流れる
大きなイチゴとサンタさん
真っ白の綺麗なケーキが羨ましかった

母さんの作るケーキはいつも
たくさんの果物が入ってた
みかんと桃、パイナップル
そこに生クリームをホイップ

果物の盛り付け担当は僕
いつもオハナみたいなカタチ
でもお気に入りのかたち
ろうそくをたてて
ほらメリークリスマス

6号 ねぇ、君はいつから
みんなを幸せにしているんだい?
素晴らしい時間を作ろうか
ライターを用意しよう

プレゼントはいつもねだってたもの
今はそんな勇気なくて
心が大人になったから
無邪気にお願いできないの

性格の違いから沢山喧嘩したね
だから今年はケーキだって期待してなかったんだ
書きながら泣きそうになる
ドアを開けたらそこに
はじめましてホールサイズの箱です

机の上を彩る
それはサンタと雪だるまの絵が描かれた
あたたかい夢のようなプレゼント

6号 ねぇ、君はぼくにさ
夢を与え、叶えて、笑顔にする
素晴らしい時間だ 言葉が出ない
ハンカチで拭ってもいいかい?

6号 ねぇ、君はどう思う
素直な気持ち、ちゃんと伝えること
上手く言えなくても 笑わないでね
トナカイよりも鼻が赤い僕を

6号 ねぇ、君にありがとう
笑顔が飛んで 泣いちゃって お話しして
素晴らしいクリスマス 見つめちゃって
サンタさん プレゼントありがとう

イチゴがのった、チョコレートケーキ
そこはほら、ショートケーキやないの?


今起こったことを歌詞に表してみました

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?