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夢占いにも当てはまらない

これはただの夢のお話。

あなたの夢を今日見てしまいました。
たまに、たまにあります。

その度に悲しくなる自分がいます。

会えなかったのを悔いる日々なのかもしれない

その度にあなたに連絡出来たらどうなるのだろうか

なんて考えたりもします。

でもそれじゃ変わらないの。
分からないけど、変わらないの。

夢はいつも不思議だ。

あなたは髪がショートになってた。
ショートのあなたなんて見たことないのに。

それはとてもとても。
見たことあったみたいに可愛いかった。

思わず歩み寄って抱きしめた。
今までの感情が溢れたように。

あなたも泣いてた。抱き締め返してくれた。

どういう気持ちだったのかなんて
考えるのも無意味だ。

何も分からない。夢なのだから。
私の作りだしたあなたなのだから。

あなたであり、でもそれはあなたではないのだから

夢占いにも当てはまらない。

きっとこの気温とこの天気とこの季節が
そうさせたのかも、あなたがいなくなったのも

こんな感じだったから。

別にまだ好きとかそんなんじゃない。

ただ夢を見ただけだ。

記憶の端っこにある欠片を拾われただけ。

またゆっくり溶けて、粒子状になって
見えなくなる。消えたように見える。

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