音楽歴その2
☝️前回
の続きです
銀座タクト
というお店は老舗らしく私はライブハウス自体もあまり出入りする事のないタイプでしたので失礼ながら存じ上げませんでした
また後ほど知ることになるのですが元はハワイアンのライブハウスだったそうです
私が所属していたバンドはロックンロール・クラシックを主に演奏するバンドでした
ベンチャーズやリトル・リチャード、チャック・ベリー、プレスリーなどオールディーズと言われる曲です
バンドのメンバーもお客様もこういった曲をリアルタイムで聴いていた年代なのでオールディーズとは言いませんでしたロックンロールと言ってました
このバンドでの活動はライブのみならずラジオ出演やテレビ、コンテスト、パーティーでの演奏会など本格的でした
タクトでのライブも3ステージあるので曲数も最低で30曲
お約束の流れがあったり
お笑い的な自虐ネタ
オリジナル曲
など今の自分のスタイルの源になっております
最初はコーラスでのお手伝い
で参加していたのですが
一曲ぐらい歌ったら?
となり一曲どころか沢山歌う様になり
歌に飽きてキーボード弾いたり最後はウクレレも弾いてました
音楽というかライブというものの楽しさややり方を知ったのはこのバンドのおかげでした
そうこうしていると別のバンドに誘われます
働きながらミュージシャンのバンドです
社会人バンド
こちらは少し年齢が私寄りでしたのでスティービー・ワンダーとかアニソンとかフュージョンなどを演奏していました
この時期は最大で三つのバンドを掛け持ちしていて
今考えると
そりゃ嫌になるよなぁ
曲数だけでも全部のバンドで合わせて月に50曲ぐらいは抱えて仕事もして
いつ練習してたんだかさっぱり覚えてません
とにかくやり過ぎてバンド活動が嫌になっちゃったんです
選曲もめる
技量の差
長時間に及ぶスタジオ練習
などなど
ちょっと私には重かったんですね
元々自分からやりたくてでは無くて誘われて始めたのもあります
ライブ自体はパーティーみたいで楽しかったんですがお客様からもバンド内からも友人からも色んな事を言われたりして疲弊しました
私がセンターに出ていくと必ずトイレに行くお客様
毎回終わった後にこうしあぁしろといったご意見をくださるお客様
「こんなの自己満足じゃねか💢」と怒鳴って帰られたお客様
あぁ私は聴いている人達を幸せな気持ちにさせてあげられなてないんだな
と思っていました
もちろんほとんどのお客様は単純に楽しんでくださいますが楽しみ方が個性的で独特なお客様もいらっしゃいます
それにしても真剣に聴いてくださっていたんですね
と今は思えますが、実際当時は
このやろー
と思っていました
有り難いことです
そしてバンドはこりごり
ライブはもういい
キラキラした格好もこりごり⇦当時は同性からの目が怖かったですね
人が集まってワイワイなのはこりごり
ほどほどがいいね‼️
というわけでウクレレと出会ったのをきっかけに完全に1人で弾き語りを始めるのでした
以下ご案内
私のオリジナル曲がバンドキャンプというサイトでお聴き頂けます。ご試聴は無料です。ご購入後ダウンロード出来ます。是非一度聴いてみてね。
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