平成生まれおじさん、令和で小学生やったら生きていけない
子と一緒に、いつもは行かないちょっと遠くの大きな公園に遊びにいきました。
初めてのところだったので、新鮮だったのか、芝生を走ったり、木の下でどんぐり拾ったりして楽しんでいました。
一通り走り回って、どんぐり採集したところで、少し大きい複合遊具的なものがありました。
すべり台とか、階段とか、はしごとかついてるやつです。
子がすべり台が結構好きで、短めのやつであれば1人ですべれるので、次はすべり台で遊ぼうかなと思ってその遊具の近くに行ってみました。
小学生低学年くらいの子が多く遊んでいて、あまり小さい子はいなかったのですが、すべり台が短めのやつと長めのやつがあって、
小学生は長いすべり台を使っている人が多かったので、短いすべり台を子と使おうと思いました。
3段くらいの階段を子は一生懸命昇って、いざすべり台ってタイミングで、
小学生の女の子が割り込んで先にすべっていきました。
危ないなと思ったのですが、まあいいかと思って、子をすべらそうとすると、
次は、すべり終わったところで立ち止まってすべらさないようにしてくるんですね。
あー、めんどくさいなと思って、相手してあげるなり、何かしら反応したら良かったのですが、
どうしても、めんどくさいのと、すべり台割り込まれたことも腹立ってたんで、無視を決めこみました。
おらんようになるまで、何も言ったり反応を示さんとこうと決意しました。
最初は、意地悪してるよって顔でこっちを向いてたのですが、普通に無反応なので、だんだん相手も無表情に近い顔になってきて、
一緒に遊んでいた友達の、やめてあげや、って一言ですべり台からは、いなくなりました。
平和を取り戻したすべり台で、3回ほどすべって4回目に行こうとすると、またさっきの子が戻ってきて
「この赤ちゃんをどかしてもらっていいですか?」
って言ってきたんですね。
この赤ちゃん?どかす?
聞き捨てならないワードがてんこ盛りだったので、ちょっとさすがに無視できなくって
「ん?なんでなん?」って聞いたら、
「ここは男の子が遊ぶところじゃなくって女の子が遊ぶとこなんです」
って言ってきたんですね。
まじで意味わからんかったんですけど、このいら立ちとか、腹立たしさとか、意味のわからなさで、言い返したら加減できひんなって思ったので、
「あ、そうなん、ごめんねー」って言ってその場を立ち去りました。
子と手を繋ぎながら、公園を出たのですが、
なんか、普通に泣きそうになって、
なんで、こんなこと言われなあかんの?
公園やから、公やん、誰が遊んでもいいやん、
男の子も遊んどったやん、大人の男があかんってこと?
にしても意味わからんわ。
でも、これあの場で言い返したら、私が悪者になるやん
他の遊んでる子らも楽しくないやん、
大人やから我慢した風に思われるかもしれないですけど、
同い年くらいでも、言い返せない気がします。
ちょっと理不尽すぎて、返す言葉が見つからないです。
平成初期生まれですけど、理不尽な先生はおっても、理不尽な同級生はそんないなかったです。
ストレス社会が子供にまで押し寄せてきて、みんな心に余裕がないんですかね。
そんな大人ばっかやから子供も悪影響受けるんですかね。
私、令和で子供やったら、この過酷な環境を生き抜く自信ないです。
自分の子供に、ちょっとでも明るい社会を提供したいので、連休明けから、世界がちょっとでも良くなるように、また仕事頑張ります。