Bilinguals - One

あれは、たぶん、1999年の春めいてきた頃だっただろうか。
その頃は、月二回の裁判のために、San Francisco へ飛んでいた。

ある週、定宿には、CD Player があったので、空港でこのCDとJack Daniels の1Littler Bottle と Seven Stars を仕入れて、出張に向かった。

ちょうどその頃、部下になった”Bilingual"、新入社員だったので、仕事は、ちょっと、ちんぷんかんぷんだっだが、ある朝部屋に電話があって、「もう集合時間ですけど、どうしました?」

そうだ”! 夕べこのCDを聞きながら、深酒をしてしまったのだ。

”Sorry, I feel severe stomach ache. You can go now. ”

その日は、勝手に、有給休暇。

夕方に、「これから、みんなで、ハーバービューのレストランへ、ディナーに行きますけど、大丈夫ですか?」
と、”Bilingual” が部屋に電話をくれたが、

”I'm OK, perhaps.  you can go now” と答えた。

あとで、”Bilingual”から聞いた話だが、「ハーバーの近くの素敵なレストランで、オイスターを堪能しました。♡」だったらしい。

命拾いしたのかも、しれない。

(注:なんか、小説っぽいもの書きたくなったので。この話は、作者の体験に一部基づいていますが、実在の人物について、フィクションの部分が、ほぼ、あります。悪しからず。)

駄文、最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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