オーダーウクレレへの道〜番外編〜
七里ヶ浜ウクレレスタジオのウクレレルシアー三井 達也さんにウクレレをオーダーしました。
2022年11月28日にオーダーウクレレをお迎えに行ってきました!
コンサートサイズのウクレレです。ボディにはベアクローの入ったムーンスプルース。
ハワイアンコアのピックガードが素敵です。
ヘリンボーンのラインとフィンガーボードのラインにぴったり。職人のこだわりが見られます。
バックのハワイアンコアの杢目も美しいです。真っ平ではなくすこし丸みを帯びています。
ヘッドとエンドの寄木。ブランドマークも木の美しさが光ります。
ブランドマークについても聞いてみました。三井さんの「三」にちなんで3つに分かれたデザインで、葉のようにも炎のようにも見えます。
全体の見た目のバランスがとても良かったです。オーダーのときは頭の中でのイメージでしたが、それがこうして形になって生まれてくるのは感動でした。しかもイメージを遥かに超えた美しさでした。
そして新しい木の香りと接着剤の匂いがかすかに残り、それもまたオーダーならではではないかと思います。ウクレレの香りを嗅ぐ楽しみがあるなんて初めて経験しました。
そして音。
とにかくよく鳴る。音量もあり、低音がとても良く響きます。解放弦を鳴らすとコロコロとした粒がはっきりとした太い音です。音がとても広がる印象です。そして新しい、エッジの効いた若い音がします。これからどんな音になっていくのか楽しみです。
指のタッチがダイレクトに音になるので、今までのよりも繊細な表現ができそうです。より表現豊かに弾けるように練習していきたいと感じました。
弦はダダリオのブラックナイロンが張ってあります。ソプラノの弦を張ってくれていました。コンサートの弦よりもソプラノの方が3弦が太いそうです。
いろんな弦を張って音の違いを楽しみたいと思います!
そしてとても軽いです。持ったときのバランスがとてもいい。なのでグラグラせずに構えることができます。
そして気になっていたFARADAYの蜜蝋ワックスも購入させていただきました。
自然由来の原材料だけを使用した蜜蝋に、オーガニックゴールデンホホバオイルが調合されています。フィンガーボードに指で塗ってメンテナンスや保湿をしていきます。
新しいウクレレでの最初の一曲は、ハナレグミさんの「音タイム」を弾き語ってみました。
ここからこのウクレレで新しいウクレレライフを始めていきたいと思います。