月商200万円売り上げるキッチンカーからUberEatsに挑戦する理由~2020年宅配で世界へ~
「阿波黒牛」は「あわくろうし」と読みます。恐らく、このnoteを読んでいる9割の人が読めないと思います。
2020年、さめすけは道行く人が普通に阿波黒牛を「あわくろうし」と読んで呼んでもらえるよう挑戦します。
そのためにUberEats店舗を六本木に立ち上げます。
・・・?
スミマセン、もう少し説明しますね
キッチンカーを始めた理由
2017年9月からキッチンカーで焼肉丼の販売を始めましたが、そもそもは実家の牧場の牛肉のPRのためでした。
徳島県の実家の牧場、長谷川牧場では通常より長い肥育期間や、鳴門金時などを交えた配合飼料など独自の基準を設けて肥育した「阿波黒牛」というブランド牛を肥育しています。
職人がこだわりを持って肥育し、立ち上げたプライベートブランドのブランド牛でしたが、徳島県外で認知されているとはとても言えず、どうしたらもっとたくさんの人に阿波黒牛を知ってもらえるだろう、という悩みを抱えていました。
その際に「キッチンカーで販売する」というアイデアが出てきました。
様々なイベントに出店することで多くの人に認知してもらい、且つお客さんにはその場で食べてもらい美味しいと知ってもらうことができるのではないかと考えました。
キッチンカーでの成功と限界
キッチンカーで成功した点は「食べてもらって美味しいと知ってもらう」という点です。同じイベントに継続出店すると、常連のお客様が徐々にですが着実増えていき、お肉が評価されていることに自信を感じました。
一方で「たくさんの人に知ってもらう」という点に関しては限界を感じていました。やはりキッチンカーだと出店の範囲が限られてしまうので、より多くのお客さんに知ってもらうという意味ではキッチンカーではなく他の方法にするべきだろうと考えていました。
ここ1年はもっと広く阿波黒牛の美味しさを体験してもらうにはどのような方法が良いのだろう、且つお客さんに直接美味しさを届けられる方法はなんだろうと考え続けてきました。
宅配というチャネルへの挑戦
そこでたどり着いたのが宅配=UberEatsです。キッチンカーは基本的にテイクアウトの販売となりますが、同じように宅配のみの販売に限れば素材の調達と調理に集中できます。
更にユーザー側が基本オンラインでの購買となるのであれば、今までより更に阿波黒牛の魅力やストーリーを伝えることができるかもしれません。
2020年は宅配というチャネルを通じて、より様々な人に阿波黒牛を体験してもらいたいなと思っています。
広告としてのUberEats
2020年の1月6日より、UberEatsで六本木の店舗で焼肉丼を販売します。
お肉は100%阿波黒牛を使用しているのですが、商品の値段はお肉の原価を考えると正直ほぼ利益が出ない設定となっています。
ただ、認知の広がりや実際に食べてもらった人が購買する効果を考えた時に、十分投資するに値するとして牧場の方と話しをして今回の取り組みに至りました。
店舗名は「ウチは牧場だから」です。2020年1月6日のOPENします!
今回の六本木店で1日の最高売上が80食を超えた時点で、店舗を拡大していく予定です。
その方法であってるの?
認知を広げるにあたり「実際に食べてもらう」って遠回りすぎない?手間がかかりすぎじゃない?という疑問もあると思うのですが(自分もまだ少しそう思っています)、キッチンカーの経験から実際に食べてもらうことが一番の信頼につながると信じ、2020年は愚直にそこを突き進めていこうと思います。
また、キッチンカーでマルシェに出店していると、自分と同じような悩みを抱えた生産者さんとよくお会いします。
どうやって良さを知っていただくか…実際に食べてもらいのが一番なのですが、そう簡単にできるものじゃありません。
自分が阿波黒牛のこの課題を解決できるなら、他の生産者さんにもご協力できるのでは?とうっすら思っています。
最後に
焼肉丼のみならず、阿波黒牛ひき肉を使ったタコライス、ボロネーゼなどのメニューの準備も既に始めています。なんとしても目標の80食を超えて、まずは東京中の人に食べてもらえるよう邁進する所存です。
六本木にお近くにオフィスがある方はぜひ「ウチの牧場だから」にて検索してみてください、阿波黒牛を使った美味しい焼肉丼をお届けします!もろもろの進捗は僕のTwitterもご参考まで。
ちなみに、SNS周りはSNSバルコニーコミュニティを運用しているとみこさんにお手伝いいただいてます。新年に向けてガンガン仕込み中です…!
ちなみにこちらはキッチンカーやってたときの記事。