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育休総括①〜自己啓発とボランティア〜

2022年10月から取得した育休が、2024年4月に終わりを迎えます。
計1年6ヶ月の長期休業。普通に会社員をしているだけだったらこんな長期のお休みを取ることはなかなか出来ません。
私をアップデートするこんな素晴らしい機会を与えてくれた息子に感謝すると共に、この1年6ヶ月をどんな風に駆け抜けたか振り返ってみたいと思い、筆をとりました。


1.国家資格FP1級の取得

本業は金融機関でマーケティングの仕事をしているのですが、FP業務を行なっている様々な会社と取引をすることがあり、自分の知識不足にはずっと課題感を持っていました。
「いつかちゃんと学び、FP1級を取って、取引会社と対等に渡り合いたい。」
そう思いつつも、生半可な知識ではとても太刀打ちできない難しい資格のため、働きながら子育てをしながら挑戦をするなんて到底無理と諦めていました。
そんな時に第二子妊娠が発覚し、これはチャンスだと思いました。
今回の育休は、いち金融機関の社員としてスキルアップするための育休にするぞと決めていたので、この資格が無事に取得できたことで大手を振って復職できることにホッとしています。
FPの勉強をきっかけに、「金融教育」にも興味が湧き、新しい夢ができたことも大きな収穫です。

2.「ゆるっと日経新聞部」の立ち上げとコミュニティ運営

実はあんまり新聞を読んでいない私…。
以前の部署では上司に口酸っぱく「日経を読みなさい」と言われていましたが、部署異動後、誰も注意してくれなくなると、また新聞を読まない社会人に戻ってしまいました。いい歳をして、相当恥ずかしいです。
「人と一緒だと苦手なことも続けられる」
というわけで、所属していた育休コミュニティ内で日経新聞を読む部活を立ち上げ、勉強会を実施しました。
参加してくれた部員たちは、それぞれ様々なバックグランドを持ち、専門とする畑も異なっていたので、色々な視点からニュースを読み解くことができ知識欲が刺激されました。
特に、電力会社勤務の部員による脱炭素の勉強会や、経産省キャリアの部員による国際政治に関する勉強会は、臨場感ある生の話が聞けて社会科見学のようで大変興味深かったです。

3.出版社ポータルサイト「ぎゅって」でのブログ執筆

文章構成力の研鑽と、日々の記録を兼ねて、出版社である小学館こどもりびんぐ社の「ぎゅって」公式ブロガーとして1年間執筆活動をさせていただきました。
いわゆる「バズる」ブログを狙って書くというよりも、自分のポートフォリオになるといいなと思ってのほほんと書いていたので、ほかのブロガーさんたちと異なり子育てネタが少なめでちょっと異色な存在だったかもしれません。
アクセスした方が、「こんな育休の過ごし方もあるんだ〜」とおもしろおかしく読んでくださり、読後にはご自身の子育てやワークライフバランスに関する何らかのヒントを見つけてもらえるといいな、と思って書いていました。

4.ワーキングマザーの会の運営

ワーキングマザーの会は、長女の育休中から運営をしているので足掛け6年目の活動になりますが、今年は自分が育休中だったこともあり、地域での母コミュニティづくりの再発掘を意識して運営しました。
いまやインターネットでいくらでも気の合うママ友が作れる時代になりましたが、子育てをしていると一緒に公園に行ったり、一緒に食事をしたりと、「同じ空間で」「一緒に子どもの成長を見守りあえる」仲間がいることがどれだけ母を助けてくれることか。
前回の育休から5年も開いてしまったので、同じ月齢のママ友を探すのもすべてゼロからのスタートでしたが、子育て広場や離乳食講習会、ベビーマッサージの教室で出会ったママたちに声をかけ、草の根活動をしながらコミュニティを作り上げていきました。
一緒に子育てできる仲間が近所にいることの心強さったらなかったですね。

終わりに

そのほかにもこんな活動をしましたが、センシティブな内容も含まれるので目立って記載するのは割愛します。
ONE JAPAN 所属の社内有志団体でのオンラインイベント主催1件
・同じく社内有志団体での若手向けイベントへの登壇1件
・長女の保育園の卒対(年間50時間程度の労働)

以上が自己啓発とボランティア活動という観点からの、育休振り返りです。
次回②では「子育て」という観点で、育休を振り返ってみたいと思います。


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