続・ダブルワーク
以前の記事でダブルワークをしていたこと、そしてダブルワークのバイト先が閉店したことを書いた。詳しくはこちらの記事をご参照ください。
そしてその後どうなったかというと、また新たなバイトを始めたのだった。なんとコーヒーショップ店員である。おそらく一生自分がやることはないだろうなと思っていた職種だ。だって爽やかに挨拶して、目の前で待つお客さんの前で手早くドリンクを作って提供するなんてコミュ障でどんくさい私にはむりむりむりむり。
じゃあなんで応募したんだよという感じだが、結局ダブルワークとなると両立のしやすそうな条件が決め手となった。具体的には時間帯と必要勤務日数、立地などである。一日に副業→本業の流れでハシゴすることにしていたため朝早くからできる仕事、かつ本業を優先しても差し支えの無い勤務日数、そして勤務先が自宅から本業の職場までの中間地点にあることも大きかった。ついでに言うと時給も高いわけではないが最低賃金ではないので全然良い。
それから、コーヒーショップといっても街中のガヤガヤした場所ではなくお年寄りも多いような環境なので比較的のんびりやれるんじゃないかとそんなことを思っていた…が、全くそんなことはなかった。すれ違えないほどに狭い厨房に積もりゆく怒涛のオーダー。この状況を見ていたらきっと応募はしなかったであろう。しかし入ってしまいタイムカードを切ったからにはやるしかない。半ばヤケクソで「お待たせいたしましたー!」と叫んでいる。
ドリンク、調理、レジと一通りやったが、どれもゆっくりマニュアルを見ている暇など無いのでほぼぶっつけ本番だ。内心めちゃくちゃビビって「無゙理゙だよ゙ぉ゙!!」と毎日シンジくん状態だが、幸い周囲のサポートもありなんとかやっている。それにしても、時間が溶けるように早い…。これは退勤時間があっという間に感じられるのでちょっと嬉しい。
忙しくて思い通りに進まなかったり自分の手際の悪さを自覚したり、ちょっとしたストレスがあるのは事実。そんな私に先輩がイラついてしまっているのも分かっちゃうんだけど、そりゃまあ急いでいるときにミスされたらそうなるわなーと妙に冷静に納得してしまう。
だからこそ、次から気をつけようという反省の態度がなるべく周囲にも伝わるように心がけている。悪い言い方をすれば計算的でやらしい。でも自己嫌悪になるくらい反省してるのは本当だから許してくれよ(ナイーブなんだか図々しいんだか)。
最初「覚えが早いねー」と言われていただけにバツが悪いぜ。
ともかく今のところは周りのスタッフやお客さんが比較的いい人達ばかりなので本当にそれはありがたい。というか仕事ってほぼそこが肝腎だと思うんですよね。多少業務内容が好きでなくても、周囲の環境が良ければ私の場合頑張れちゃう。
今月は本業・副業合わせると全休が3日間ほどしかないけど(そのように組んだのは自分)、お互いの仕事が気持ちの切り替えになっているからこのスタイルが割と気に入っている。
疲れて趣味に手がでず寝てしまう日も多いけどそれはそれでアリかなと。慣れてきたらもっと時間を有効利用して自由時間も充実させたいですね〜。がんばれ馬車馬!