欲望に動かされたい。
「さぁ、考えよう」と思った時、ある一定の緊張感って要ると思うんですね。緊張しすぎも集中できないけれど、弛緩しすぎも何もできない。僕はね。
何も考えないのなら、それでもいいんやけど、僕はつくるほう(書くほう)を選んでいるので、心の環境整備は大切に思っています。自分の状態をメタ認知(自分を鏡に映すこと)も大事になってきますかねぇ。
何事でもそうですけれども、「さぁ!」って時の動き出しの動機というのか、なんらかのきっかけとも言えますが、僕は「欲望」に動かされたいなぁと漠然と思っているんです。あれ? でも、欲望ってなんだったか。
欲望・・・物質的・肉体的に常により良い状態に自分を置きたいと思い続けてやまない心。 (新明解国語辞典より)
はいはい、まぁまぁ、欲望、そういうことですよね。
「もっと〇〇したい」「まだまだ〇〇やりたい」みたいなね。
欲望がいちばん、なんというか、ストレートというのか、力が強いし届く距離も遠くまで行けそうじゃないですか。人それぞれだと思うんですけど、たとえば「恐怖」に動かされたところで、いいものは作れなさそうじゃないですか。少なくとも僕は萎縮します。なにくそ魂も少ないほうなので、やり返したる、みたいなのもないんですよね。縮こまってしまうというか。まず、たのしくない。
半面、欲望はねぇ、突き動かされてる感じがして好きです。つくってる時のハラハラ感、ドキドキ感が好きなんですよね。夢中にもなれたりしてね。周りとか全体像も見えなくなりがちですが、そこはメタ認知ですよ。うん。
ひとりでに手が動く感覚とか、胸の中のウゴウゴしたようなものを外に出したいようなやつとか、そんな感じを大事に思って僕はつくっていくんやろなぁ。
そうなるともう、「お金も儲からないのにつくって・・・」とか超越しますからね。内的動機(欲望とか)は、外的動機(お金とか)よりも高温で燃焼しますわな。
結果、何かがついてきてくれるのであれば、それはそれでもちろんうれしい。乱暴な言い方をすると、欲望のままにつくれるのであれば実は内容なんてどうだっていい。
そんなことも愛犬を見てて気付いた部分あります。犬って、そのまんまですから。
僕の一番の欲望は、たぶんですけど、「もっとオモロなりたい!」でしょうかねぇ。
あ。欲望のままに書いてみた本日のnoteでした。