三日坊主日記 一日目
いやあ、ぼくは他者さんとの比較をしても、量を書くほうだと思うんですよ。文字数というかメモの量が多い。主に、制作メモほか、なんて呼んでいますが、とに書くスタイル。何かがあるから書くのではなくて、なんにもなくても書くんですね。それがいいかわるかは今は置いておいて、大学ノート他だけでも95冊目くらいでしょうか。
で、書き始めたのは確か2006年のクリスマスだったので、うーん、18年ですかあ。へーー。 おわり
ではおわれないので、つづくのでありますが、ちょっと振り返ってみたら、「日記」って書いてこなかったんですよねぇ。こんなんあった、こんなん食べた、こんなん見た、というような日記は、はて、書かなかったなぁ。まぁ、自分の中で優先順位みたいなんが低かったのかもしれませんね。手書きのがスキなのもあって、パソコンに向かって日記オリャー!ってのもなかったはず。
あ。そしたら、三日坊主宣言して、三日だけ書いてみよか。いくらぼくでも三日なら続くでしょ?続けることに意義のあることは、続けてみないとわからないでしょ?オチまで行ける自信がない?そんなもん、書いてみないとわからないじゃないか!書いてやるよ!やってやろうじゃないか!!
と、こういう気合では三日も続かないのですよね。そんなタイプでもないし。ということでひとまず1000文字をゴール設定として三日坊主日記スタートです。
今日は何時に起きただろう。6時?6時半?そう、6時半ですね。庭に出てアウトドアチェアに座りアイスコーヒーにタバコでキメてると、左から熱い視線を感じたんですよ。犬のマルちゃんでした。
まぁねぇ、飼い犬のマルちゃんとは信頼関係にあるのです。お互いに慕い合ってるというかね。表情をうかがうと・・・あ。マルちゃん、朝の散歩に行きたがってはる!うちは敷地内8人家族ですが、マルちゃんとの散歩は主にぼくが行きます。マルちゃんも、もちろんそれを知っています。ぼくもねぇ、マルちゃんとの時間で何がスキかって、いっしょに散歩に行く時間がスキなんですよ。ぼくの中ではホントにいい時間。大事であって、必要な時間でもあるのです。
マルちゃんがうちに来てくれて2年10ヶ月くらいですが、散歩に行ける日がくるのを一番心待ちにしていたのはぼくでした。一番いっしょに散歩に行っているのも、ぼくでした。純粋に歩くことがスキなのもありますが、それが愛犬と歩けるなんて、これ以上のよろこびはないんじゃないでしょうか。
あ。わかります。「犬飼うのはええけど、散歩がどうにもいやでさぁ。」というご意見もわかります。そこは否定はしません。肯定もしませんが、ぼくはマルちゃんのことを思うと散歩行かずにいられないだけなような気がしているだけですし。
というのもねぇ、むかしも犬を飼っていたんですよ。ぼくが中学生、高校生の頃でしょうか。あんこという名前の犬でした。ぼくが自転車で帰ってくるとき、音でわかるのか、匂いなのか、気配なのかはわかりませんが、家に近づくとワンワンワンワンと鳴いてくれたんですよ。家で一人、いや一匹じゃなかっただろうけれども、あんこもぼくに懐いてくれていたので、なんか、わかるんですよ。ぼくが高校を卒業してあんこと離れる時のこととかねぇ、なんか思い出すんですよ。そうやって考えると、あまりしあわせにしてやれなかったなぁ、なんてねぇ、思っちゃうんですね。
だからってわけじゃないけれど、目の前にいる犬くらいはねぇ、慕ってくれている犬くらいはねぇ、言葉でのやりとりができないからこそねぇ、思いを想ってやりたいんですよねぇ。
犬たちがぼくらを想ってくれるように、ぼくも犬たちを想って生きていきたい。