私は文字を書けないし読めない（とWeb上で言っても信じて貰えないが）

　なんなら旧Twitter上で言ってたらブロックされたっけ。一応機械で文字は書けてるからね。きっと嘘つきに見えたことだろう。でも残念ながら私は漢字が読めてないしなんならカタカナも辛いしアルファベットも読む機能がないしひらがなも読めてないのだ。書く機能はもっと阻害されているんですよ。

『僕は明朝体が読めない』を読んで

　この記事を読んでふと自分の特性を思い出した。
（なお私はこの方と逆に明朝体で美術のレタリング挫折組です、これで美術常に5だったのがポスターの時のみ中高共に1を取っています笑）

　そう、どういう事かと言うと、私は文字を書くのが苦手な、書字障害を持ち合わせているという事だ。もっと言うと読字にも問題を抱えている。でも、だ。今まさにnoteを読み、書けてるじゃねえか嘘つき野郎！そう思う人も多い事だろう。じゃあ一体どういうことか。

『音読』を永久に続けているし、文章を書くのも基本喋る通りを書き写しているだけである

　先程のセクションで美術の時間にレタリングで挫折したのは、普段は文字を文字ではなく音声を無理やり写し取った何かと認識しているので、基本音声ありきなのだ。それ故に、文字を文字として形取り、絵として表現しようとした時に、脳が音で認識出来ない（絵として書く限りは時間がかかり音が脳から消えてしまう）ので、文字を完成させられずに、絵として永久に完成しなかったのである。

　文字を勢い以外で書けないのだ。文字は私の世界に存在しないのだから。音声再生が出来ないと途端に読めなくなる、読めない漢字は無いのと一緒だ。私の世界には、基本絵と、音しかない。文字は、外付けオプションというか、ぼんやりとした何かなのだ。日本語ですらも。
　
　正直音の意味で、案外カタカナの方が挫折している、まだ、読める単語に限るが音通りのつづりで出てくる英語の方が幾分かマシである。それが故に常にカタカナ用語はなるべく英語なり原語で書くようにしていた。そうじゃないと意味不明の文字の羅列でしかないからである。略称のカタカナ書きなんて最悪である。お前の元は何だよと。仕方なく全部単語別に開いて覚えていたし、何ならつづりまで調べてノートをとっていた。本当に最悪だ。

PCがあって良かった…？

　実はこれでノートは割と取れる。が、文字のストロークが非常に疲れる上に母親がやたら美文字にこだわる性質だったため、低学年の頃の方がノートは辛かった。
　学年が下るにつれてノートをとるのは楽になっていった。文字が小さい、間違えても見えやしないなら割と喋る速度で書くことは出来るからである。ただし止まったらおしまい。基本講師役の方の喋る速度に合わせてガリガリメモとして取っているので、勢いに乗れなかったらおしまいである。黒板は目があまり良くないので、補助としてみるだけで基本図や文章配置の参考としてちらっと見るだけである。

　今も。実はPCで文字を打つとき、脳内に喋りながらっていうかほぼ喋りながら書いているのである。声には出していないが、口の中で舌を動かしてほぼ喋りながら今も書いている。だからこそ、一切音声を聞いて書くことはできない。喋りながら書く人間が、音楽など聴けるわけがない。案外耳はいい方で、そこまで英語は得意ではないが案外聞き取ってしまうし、他の言語でも何となく解釈しようと耳を働かせるため、基本無音でないと一切出来ない。そういう意味で今はPCだがPCもうるさいんだよなあ。タイプ音が。スマホが一番いいかもしれない、アレはかなり静かだ。

　ノートはほとんどメモとして、構造的に書くのは好きなので。後で読み返すときも構造的に図として書かれてないと、ただ文字がずらずら並んでいると恐らく読み返しても一切理解できない。
　逆に言えばエディタの好みも、基本大見出し、小見出し等の構造的に並べられないものはダメだ。今時そんなものはないけれども。人の作ったMicrosoft Wordの文章で、構造的に作られてない、文字の大きさ等だけで作られているマニュアルを受け取った際などは、真っ先にそこから修正してしまうほどにはダメだ。アレは気持ち悪いしそもそも私が読めない。目次もいちいち戻らないと作れないじゃないか。だるすぎる。

文字って、なんだ？？

未だにわかりません。読めないし書けない、けれども一応意思疎通の道具としては扱える、けれどもどうにも私には、音声の補助機能でしかなく、文字として使用することは出来なさそうだ。履歴書一つ、私は一度も間違えずに書き上げたことはないんだ。そのくらいには文字と仲良くできないし、その上読めてないので、推敲も出来ません。PC等でも誤字を見つけるのは厳しい、そのくらいには読めないんだよなあ文字を。文章はぎりぎり読めるけれども、文字は読めてないので…この感覚何て伝えたらいいかなあ。

　しかし、明朝体、Webだと読みづらいですね本当に。時々わざと変えてくる人がいますけれども、嫌がらせか？！って一瞬思うくらいには読みづらいと私も思います。今、このnoteのエディタが、多分ゴシック体？別の字体？とにかく明朝体ではなくて良かったです。きっと明朝体がデジタル標準なら、恐らく私はPCすら扱えずに生きてたでしょうから。PC性能が昔低くてよかった！きっとある程度高い状態で日本に入ってきていたら、最初の字体、何だかんだ明朝体が幅を利かせてそうですし。

書けない癖に今日も書く

　それでも私は、文字が書けないのに文章を今夜ももごもご無言で喋りながら書きます。公開で喋る方が何百倍も面倒だし。一人でnoteに書く分にはトラブルなりづらいですから、ね…？