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指名されるセラピストがやっていること・やらないこと

はじめに

あなたの周りには「指名の多いセラピスト」はいますか?
指名制度がある接客業である【指名されるエステティシャン・セラピスト】になるためには、技術力はもちろん、加えて接客態度や日々の心構えが重要になってきます。
セラピスト10年目の私の観察眼によると、成功しているセラピストには、共通して「やっていること」と「やらないこと」があると思いました。
本記事では、それらのポイントを具体的に解説し、現時点で指名が少ないと感じるあなたでも指名率を上げられるような武器をお伝えします。この記事を読んで得た武器を持って、いざ顧客が「また会いたい」と思うセラピストの冒険を始めましょう。




1. 指名されるエステティシャン・セラピストとは?

指名されるエステティシャン・セラピストには共通する特徴があります。それは、顧客との信頼関係を築く能力高い顧客満足度だと私は思います。


・特徴と共通点

安定した接客態度:毎回、どんな時でも笑顔で丁寧な対応を心がけている
顧客目線:顧客が本当に求めていることへの理解力が高く、それに真摯に応える姿勢
結果を出す: 技術力で顧客に変化を実感させる


・指名されない人との違い

自分本位な接客や施術をしてしまう。
顧客の悩みや希望を深く理解していない。
また、それらに自身で気づけていない。


2. 指名されるエステティシャン・セラピストが「やっていること」

指名が多い・予約が常に満席・売上が安定しているエステティシャン・セラピストは、次のような行動を習慣化できているように感じます。


・プロ意識を持った仕事に対する姿勢

時間管理を徹底する:予約時間を守り、顧客の時間を大切にする。サロンの予約時間での管理だけではなく、顧客の予定の確認もする工夫も取り入れている

常に学び続ける:新しい技術やトレンドなどを取り入れる努力を怠らない。顧客に飽きさせない工夫と、よりよい結果をだすための努力をしている。


・顧客満足度を高める接客術

共感力を身につけている:「そのお悩み、とても分かります。」と顧客の気持ちに寄り添い、言葉にして伝えている。

小さな気遣いを忘れない:タオルの温度や施術中の体勢・お手洗いのタイミング・飲み物など、顧客の目線での考えを持ち、細部に配慮する。


・技術力を磨くための努力

定期的に技術研修やセミナーに参加して、スキルアップの機会を作っている。
個々の顧客に合わせた施術を考え、提供する。
他のスタッフとのコミュニケーションも積極的に行っている。


3. 指名されるエステティシャン・セラピストが「やらないこと」

指名を失う原因となる行動をしないことも大切です。


・顧客を不安にさせる言動

否定的なコメント:「その状態は難しいですね。」「それはダメですね」など、顧客を不安にさせてしまうようなことを言う。

無関心な態度:顧客の話を流したり、適当に答えたりすること。


・感情に左右された接客態度

表情が乏しい/笑顔が少ない:プライベートの感情を持ち込んでしまい、関係のない顧客に暗い印象を与えてしまう。

態度が日によって変わる:安定した接客態度を保てない。顧客によって、契約の有無等によって態度を変えてしまう。


・自己満足に終わる施術

顧客の希望を無視:自分が得意な技術ややり方ばかりをつい押し付けてしまっている。

説明不足:施術の目的や効果を顧客に伝えられていない。施術以外にも、時間や料金形態等も伝え不足になっていることも。


4. 指名されるために今すぐ始めるべきこと

指名を増やすためには、具体的な行動を今日から取り入れることが重要です。


・日々の習慣を見直す

  • 鏡の前で笑顔の練習をする。

  • 毎日、施術後に自己評価を行い、改善点を見つける。

  • 目標設定とスキル向上の計画
    →短期目標:「今月中に新規顧客から1件の指名を得る。」
    →長期目標:「半年以内に指名率を20%向上または10名増やす」


5. まとめ:指名されるエステティシャン・セラピストになるために

指名されるエステティシャン・セラピストになるには、顧客との信頼関係を築く努力と、技術力と共に接客力の両立が必要になってくると思います。

やっていること:自信がなくても自信をつけるためにも、顧客満足度を高める努力を継続する。
やらないこと:顧客を不安にさせるような言動や自己満足の施術を避ける。


一見やっていそうに思えることでも、顧客目線に立ってみると印象って変わることもあります。まずは、これらを意識しながら接客をしてみるだけで、指名率が今までよりもぐんっと上がる可能性が高いです。
まずは、今月指名1件増えるようにトライしてみましょう。






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