
「今この瞬間」 が何より大切! な理由
よく聞くと思います。
「今この瞬間が大切なんだよ」
というフレーズ。
実際、わたしもよく使います。
でもね、これ。
大切である根拠が腑に落ちないと
「そうだろうね〜」で終わっちゃうんですよね。
ということで今回は
わたしが思う、「今この瞬間」が大切だなと感じるワケを
綴ってみたいと思います。
ハーブは植物であり草である
突然ですが、
わたしは畑で薬用ハーブを育てていて
半分はそれをベースにして生計を立てています。
その日々のお世話の中で大きなウエイトを占めるのが
草刈り作業。
育てているハーブの成長に影響しそうな草を
取り除かせてもらうのです。
で、その草なのですが…。
実は、わたしが一生懸命育てているハーブも
もともとは草なんです。
草や樹木のなかで、
香りのあるものや薬効が認められたもののみが晴れて
ハーブという称号を得ることができるのですね。
ですので
何気なく踏みつけている草にも
実は薬効があるよ、というものってたくさんありまして。
代表的なものに、ヨモギなんかがありますね。
ヨモギはものすごく薬効のある植物で
特に婦人科系疾患に力を発揮するとされています。
ハーブティーでも使いますし、
近年ではヨモギ蒸しなども知られているところだと思います。
実際、畑でハーブを育てていると、そこらじゅうにヨモギが顔を出します。
ここで草刈りの話に戻りますね。
「ハーブを育てる」という目線で畑を見た場合、
ヨモギはわたしにとって〝草〟になってしまいます。
よって、
刈られてしまう存在なんです。
ハコベもスギナもヤエムグラなどの草も
普段はわたしにとってただの草。
がっつり草刈り対象です。
そう、普段は。
ハコベもスギナもヤエムグラも
実は薬効のある立派なハーブでもありまして
季節によっては収穫もさせてもらっているんです。
〝選択〟がそのまま目の前の現実に
何が言いたいのかというと、
自分の目線・意識によって
目の前にあるものの意味合いが変わってくるということ。
そして、選択の仕方も変わってくるということ。
「ヨモギもハコベもスギナも草である。
だから刈ってしまうのだ!」
そういう目線・意識でいる時は
彼らを丸ごと刈っちゃいます。
でも、収穫時期になって
「ヨモギもハコベもスギナも素晴らしいハーブである。
だから収穫するのだ!」
という目線・意識になった時は
刈らずに少し成長させてから収穫するということになります。
つまり、自分の意識によって
具体的な選択(行動)が変わるということですね。
このことを、考えられる選択肢として具体的に挙げてみます。
選択1 「ヨモギたちを草と見なす」
ヨモギなどを草と見なすので、
育てているハーブを優先させて
常にヨモギたちを草刈りします。
結果として目の前にあらわれる現実は、
常にきれいに草が刈られ
育てているハーブたちだけがスクスク育つ畑です。
選択2 「ヨモギたちを収穫時期だけハーブと見なす」
この場合、普段は草と見なして草刈りするので
選択1と同じように、きれいに草が刈られ、
育てているハーブたちだけがスクスク育つ畑になります。
でも、収穫時期がやってくると、意識も変わって、
目の前にあらわれる現実(畑)が形を変えます。
ヨモギやハコベたちがぐんぐん伸びて
育てているハーブたちも存在がわかりづらくなって
一見すると草ぼうぼう…な雰囲気の畑が出現します。
そして手元には、
ヨモギ、ハコベ、スギナ、ヤエムグラ…などなどの
ハーブ(この時点でわたしにとって彼らは草ではなくハーブになります)の在庫が登場することになります。
選択3 「ヨモギたちもハーブとして一緒に育てる」
これは想像がつきますね。
ヨモギもハコベもハーブと考えるので、
刈ることなくほかのハーブと一緒に育てることになります。
常に畑は草ぼうぼうな雰囲気です。
手元には、育てているハーブのほかに
ヨモギやハコベなどのハーブの在庫も潤沢に加わることになります。
今回は選択肢3までで止めておきますが、
考え方によっては、選択肢4も5も6も無限に作ることができます。
そして、わたしなりの根拠があって選択2を実践しているわけです。
植物で説明をしてしまったので
かえってわかりづらかったかもしれませんが
自分が考える選択肢の数だけ
未来に広がっていく可能性が増えるということなんですね。
今この瞬間の〝選択〟の積み重ねが未来を作る
その選択肢の中からどれを選ぶかによって
次の自分の未来が変わります。
だから
今までの考え方や癖のまま、
ほぼ自動運転で目の前の選択を選んでしまうと
過去と同じような変わりばえしない未来を
作り続けていくことになります。
今の現実に大満足!な時はもちろん
わたしもそのまま突っ走っちゃいます。
今と同じ、大満足!な未来を作りたいですので。
でも
「なんか違うんだよね」
「つまんないな」
「ちょっと辛いな」
そんなふうに感じるときは
選択を
いつもと違うものに変えるよう意識しています。
そして! ここ!
選択肢を目の前に作ることも、それを行動に移せるのも
〝今この瞬間〟にしかできないことないんですよ。
だから、本来ならば
未来を作っていく〝今この瞬間〟は
いつもいつも真剣勝負!
…な、はず。
…で、すごく大切なはず。
選ぶことへの迷いをなくす方法
ちょっと歯切れが悪くなりました。
そう。
選択肢が広がった時に、その中のどれを選べばいいか
結構な割合で迷ってしまうのですよねー。
「自分の選んだ選択肢が果たして正解か?」
「後で後悔しないか?」
「これを選んだらその先どうなるんだろう?」
そんな不安や心配が出ちゃうものだから
迷ってしまうのですよねー。
わたしが迷ったとき
「!」と迷わなくなるためにしている方法をお伝えします。
それは
「どんな現実を作りたいか」
を設定するということ。
到達地点というか
向かう先の住所というか。
そんなものを設定しておくと
今目の前の選択肢の中から
作りたい現実を作るための一手を選びやすくなるのでおすすめです。
ちなみに、今のわたしの求める現実は
「自分を大切にする現実」
「自分が機嫌よくいられる現実」
「自分が笑っていられる現実」
そんなあたり。
その到達地点がはっきりしていれば
「自分に我慢させたりないがしろにする選択肢は選ばないでおこう」
「自分が不機嫌になる選択肢は選ぶのをやめよう」
「自分の笑顔が消えちゃう選択肢はダメだな」
という感じで
選択肢をぱっと選びやすくなります。
選択肢そのものが浮かばない! そんな時は…
ただ、ですね。
本来なら未来は無限で
選択肢自体も無限にあるはずなのに
選択肢そのものが浮かんでこない…。
そんな時もあります。
そういう時というのは
頭の中に真っ先に次の言葉が出てきているはずです。
「できない」
「あれがないからできない」
「あの人がああだからできない」
「まだタイミングじゃないからできない」
「お金がないからできない」
これらはすべて自分の妄想なのですが
「できない世界」に入り込んでしまっている時って
「もう何があってもできない!」になってしまっているので
本来なら無限にあるはずの選択肢がまったく浮かんでこないのです。
下手したら
「もうこうするしかない」
と、たった1つの
それも自分では嫌だと思う方法しかないと
思い込んでしまうことだっておきてきます。
わたしは本当にこの「できない」が身についてしまっていて
何度、夫てるさんに、
「またできないって言ってる」と言われたことか。
そのたびに
「だって現実的に考えてできないんだからできないじゃん!」と
イラっとしたことを覚えています。
図星だからでしょうね。
で、そのイライラを少しやり過ごして
落ち着いた頃にふと
「あ、こういう方法もあるか!」
と閃いたりするのです。
だから、選択肢が浮かんでこないときは
一旦、放置しましょう。笑
ぎゅーっと考えて
頭も体も緊張している時はいいアイデアなんて出てきません。
そこから離れてふっと力を抜いた瞬間に
それこそ降ってきますから。
まとめ
ということで。
わたし的に〝今この瞬間〟というのは、
自分の好きな未来を描いていく上での
基礎中の基礎の土台のようなものだと感じています。
だから、すごく大切だなと思うのです。
そして、〝今この瞬間〟に
どれだけたくさんの選択肢を見つけることができるか。
その選択肢の中から
自分がありたい状態でいるために
どれが適しているかを感じて
それを選択する、
ちょっとした勇気だったり
行動するエネルギーだったりを大切にしています。
後押ししてくれる、
植物の波動水「フラワーエッセンス」に委ねる時も多々あります。
とにかく
今、いま、イマ!
なのです。
あなたの貴重な〝今この瞬間〟で、
この記事を読んでくださってありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。