安住の地、爆誕!!

娘の現地校が始まり、それと時を同じくしてもう一つの学校に入学を決めました。
そうです、日本人学校です。

さて日本人学校ですが、これは住んでる国やエリアによって在り方に差異があるかもしれません。

ロンドンのような大都市ですと日本人も多くいますし、また駐在組も多いでしょうから日本人向けに平日毎日通う学校として存在しています。
かたや我が家がいるような地方ですと日本人がそもそも少ない上に、駐在よりも現地の方と結婚されている方が多いため、平日は現地の小学校に通い、土曜に週に一度日本人補習校に通うというパターンがあります。

私の雑感ですが、大都市の日本人学校は帰国した時に日本の学校教育とギャップが出ないように日本のカリキュラムに沿って学習が進められているようです。一方地方の日本人補習校はミックスの子も多く、帰国を想定するというよりかは、日本の親戚に会いにいく時に困らない程度に日本語を知っておく為の場所、イメージとしては日本語の塾といったように思えました。
その為、我が家のような確実に帰国をする組としては+αで日本の学校教育に合った勉強を進めておかないと、日本に戻った時に本人の負担が半端ないことになってしまうという事態が考えられます。まだうちの子は日本の学年で言えば幼稚園児ですが、小学生の途中で帰国予定ですので、現在これが懸念事項として頭の中にある状況です。

とまあ難しい話はさておき。
ここの存在ができたことにより、親子ともども一気に世界が広がることになりました。

まず何よりも、日本語が通じる!!!

これだけでもどんなに日々の支えになることでしょうか。やっぱり言葉が通じないストレスってハンパねえ!って家族以外で日本語が話せる環境に来たことで改めて気づくわけですね。

特に娘においてはこの学校の存在は本当に大きかったようで。子どもたちは上記の理由でミックスの子が大半のため、子ども同士でお話しする時は英語が飛び交うこともままあるのですが、それでも娘が日本語でお友だちに話しかけるとそれが通じるというのはよほど嬉しかったようです。とりわけ初期は現地校での言葉のストレスは凄かったようですので、毎日「はやくにほんごのがっこうにいきたい」と呪文のように唱えていました。

また私としても右も左も分からない状態で、ましてや周りに以前イギリスに住んでいたという方もおらず事前情報皆無の状態で越してきたものですから、この国やエリアのことについてやっと詳しく伺える知り合いができて初めて少し安心できる場に巡り会えました。
逆に言うと、もし子がいなかったら日本人コミュニティに出会えないままこの国で過ごさなければならなかったかと思うとゾッとするとともに、このタイミングで娘の存在にこんなに感謝することになろうとは!と思いました笑

そしてこの学校での出会いのお陰で、相変わらず帰国したい気持ちは常に持っているものの、多少救われた気持ちになり、この地での生活が少しずつ充実していくことになります。

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