渡英後に初コ◯ナ!
2023年10月末日の土曜の朝、いつものように私と娘は日本人学校へ行く準備をして、ギリギリまで寝ている夫を叩き起こしに行くと
「寒気がする、熱あるかも」
とのこと。
前日の夜まで飲み会してたのに?と思いつつも、具合悪い人間を無理に連れて行く程の場所ではないので、彼にはそのままお留守番をしてもらい母娘二人でその日は学校に行きました。
我々は外でお昼ご飯を済ませ、軽食を買って家に戻ると、布団にくるまって朦朧としている夫。大丈夫か?熱測った?と聞くと39℃台になっているとのこと。まさか?まさかね?いやいや…と思いつつ、夫には夫の部屋があるのでそこからトイレ以外出ないでいてもらいました。
そして翌日の日曜日。夫は解熱剤を服用したものの、まあそんなに簡単に具合が良くなるはずもなく、38℃台をふらふらと。この日は特に予定もなかったので、私と娘は夫と極力顔を合わせないように家で過ごしていました。
が、それは突然訪れたのです。その日の夕方…「あれ?私、寒気がする?え?無理。」ということでそのまま私もベッドにバタンキュー。体温はぐんぐん上がっていき、40℃付近にまでなりました。昨日の時点で大量に食料を買い込んでいた事、夫が少しだけ身動きできるようになった事が不幸中の幸いでした。
こう言う時、何故か子どもだけ元気なんですよね!というわけで娘には生きて行くためにご飯を食べさせなければならないので、ちょっとばかり回復した夫に前日の残り物等々を出すだけ出してもらい、5歳児を食卓に残して両親はそれぞれのベッドでぶっ倒れる始末。多少こぼされようがどうなろうがちゃんと食べてくれてよかったです。
で、この時期ですが、イギリスでは丁度秋のハーフターム期間だったんですね。
ハーフターム、聞き馴染み無いですよね。この国の現地の学校では、分かりやすく3学期制と見立てると、各学期の丁度真ん中の時期にハーフタームという1週間強のお休み期間が設けられているんですね。そう、だから日本の学生に比べてめっちゃ休みあるの!親しんどい!笑
それで何が言いたいかと言うと、秋のハーフタームの時期だったので、たまたま翌日も娘の学校が休みだったんです。両親共にとても小学校の送迎ができる身体じゃなかったので、タイミングとしては正直助かりました。
というわけで、翌日の月曜も両親二人ともほぼそれぞれのベッドから動かない生活。とは言え5歳児がずっと一人で遊べるわけもないので、ちょいちょい親のいるところに来たりして…状況的にはお互いのためにも一人きりで遊んでいて欲しかったのですが、まあ無理ですね。
そんなこんなでその日の夕方、そう言えばたまたま貰ってたコロナ検査キットがあったじゃん!ということで二人で使ってみると…見事、陽性。
日本でもかかったことないのに!
コロナが流行り始めてからこの日まで、家族3人誰も罹患することなく平和に過ごしてきたのですが、とうとうこの日が来てしまいました。日本にいる間はマスクをしっかりしていたりしましたが、渡英直後からはマスクも外し、いろんなところに出かけたりとリスクを負うような行動はとってましたからね。いつかはこんな日が来るだろうとは思ってました。
それで、ですね。じゃあコロナだったからって別にできることは何も無いんですよ。こちらの国では、コロナでなかったとしても風邪症状レベルのものはわざわざ診察してもらいに行かないし、感染症ならそれはそれで移す可能性があるから来るなと言われます。(勿論重篤な場合は除く。)セルフメディケーションです。ということで、原因が分かったところで薬飲んで寝て過ごすしかないんです。
その為、この1週間休みはひたすら家に籠る生活となりました。子は退屈だったでしょう。っていうか何で彼女は無事だったのか?幸か不幸かずっと元気でした、謎です。
症状としては2人とも高熱が2日程度続き、あとは咳と鼻が2〜3週間続いたかな?と言う感じでした。
ただちょっと心配だったのが、私が幼児期からの生粋の喘息患者でして。何かあった時はすぐに吸入薬ぶち込むような人間なんです。そういう訳もあって、コロナに対しては日本にいるうちから結構ビビってたのですが、今回は運良くそこに影響なく治すことができました。でもやっぱり今後もちょっと心配ではあります。
そんなわけで渡英して3ヶ月で結構なしんどい目に遭った話でした。
これ仮に私なり夫なりが重症化して病院に連れて行かれても、少なくとも私は、病院で状況説明を英語でできるわけないよなあとか思い、少しずつでもちゃんと英語勉強しようと思わされたキッカケとなる出来事でもありました(いざそうなったら確実に伝わるように翻訳アプリとか文明の力に頼るけどね!)。