私がストリートスナップで使っているカメラたちの話
こんにちは、ストリートフォトグラファーの上田けい子です。
今日はカメラのお話です。
私がストリートスナップを撮る時に使っているカメラは3つあります。
Nikon ミラーレス一眼 Zfc
レンズは16-50mmのキットレンズだったり、28mm F2.8の単焦点だったり、最近購入した40mm F2だったり。そして、デジタルピンホールはほぼZfcで撮ります。（ピンホールなのでレンズはなし、ピンホール部分は自作です）
Zfcはマニュアル撮影で撮ることが多いです。
見た目含めてお気に入りのカメラです。
ずっと手に持って撫でていられます（笑）
撮影のお仕事がない時は、たいていこの子を連れ出します。
Canon G7X Mark II
随分前に購入したコンデジで、私の扱いが悪いせいかレンズに傷があります（汗）
Zfcに比べるとピント合わせは遅いし、センサーサイズも小さいし、暗い場所で撮るのはなかなか難しいですが、それでもストリートスナップを撮るには全く問題ありません。
G7Xの場合は、その時々に合わせて、シャッタースピード優先オートか、絞り優先オートで撮ることが多いです。
魅力はやっぱり小ささ、そして片手でズームできる便利さでしょうか。
撮影のお仕事がある時は、撮影時間とは別にこの子を斜めがけバッグに忍ばせます。
Fujifilmのオールドコンデジ XF1
これはカメラを本格的にやるずっと前に購入したもので、当時はオートでしか撮っていませんでした。
見た目がレトロで好きだったのと、コンデジなのにレンズ部分は沈胴式（レンズを繰り出して撮影します）、ズームもボタンではなくレンズを直接引き出したり押し込めたりして使うのがカッコよくて買ったのです。
もちろん当時は全く使いこなせず（苦笑）
さらにはこんなに軽いコンデジを、重たいと言ってあまり使うことはなかったのですが、最近になって改めて使うようになりました。
ただ残念なのは、そこは放置していた古いコンデジ、動作が少々おかしくて難あり品です（汗）
ダイヤルを回してシャッタースピードや絞りをコントロールできるのですが、このダイヤルの挙動がおかしくて、なかなか思い通りの数値になってくれません。
なので、XF1は不便を楽しむ、偶然性を楽しむためのカメラとして使っています。
実際、ピント合わせなんかはワンテンポ遅れるので、ほんと不便なのですが、そのズレたタイミングで意外にカッコイイ写真が撮れたりします。
失敗写真も量産しますが、そこはオールドコンデジ、かわいいおじいちゃんだと思って壊れて撮れなくなるまで一生付き合う覚悟です（笑）
この子はまぁ言うことを聞いてくれないので、撮影モードはプログラムオートでカメラ任せ。
でも露出補正はしますよ。
ちなみに、どのカメラで撮る時もRAWで撮ります！
なぜかと言うと、カメラ内蔵の露出計を信じていないから。
ストリートスナップを撮りたい瞬間は、いつでもふいにやってきます。
その瞬間に完璧な露出で撮影することってかなり難しいのです。
であれば、シャッターチャンスを優先する！
RAWで撮っておけば、多少の白飛びとか多少のアンダーとかどうにでもなるので。
XF1みたいなオールドコンデジは、本当はJpegのほうがデータも軽くて動きやすいのでしょうけど、露出間に合わなくて失敗っていうのだけは自分の中で我慢がならないのです。
スナップを撮るみなさんは、どんな考えでどんなカメラをお使いですか？
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