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イメトレもほどほどに。 【婦人科手術を受けるまでの道⑧】

いざ入院となると、なにを準備していいかわからない。

とりあえず同じような手術を受けた方や、同系統の大学病院に入院された方のブログを読み漁った。暇さえあれば情報収集。暇さえあればイメトレ。

どういう感じなのか。どのくらいのスペースがあるのか。どれくらい動けるのか。

ただでさえ、2泊3日の旅行に2週間分くらいの荷物を持っていってしまうタイプのわたしなのだ。備えあれば憂いなし。大は小なんか兼ねない。どうせなら楽しく過ごしたい。
しかも世の中コロナ第七波がきていて、家族も来られない。物なんか簡単に持ってきてもらえない。いるものは全部用意しておかないと。

今思えば、手術のことやつまらないことを考えないようにしていたのかもしれない。

気がつけば、とにかくWi-Fi環境のことばかり考えていた(爆

そこ不自由だったら一番つらい。。
充電どうしよう。Wi-Fi弱かったらどうしよう。

結局入院する間際になって、術後の下着はどうしようとか、おやつは持っていってもいいのかなとかバタバタ考えるはめになった。

入院する5日前に、PCR検査と入院相談をしにもう一度病院へ行った。お部屋のことやアメニティーのことなどいろいろ決める。個室がいいなーなんて贅沢なこと思ってたけど、やっぱり4人部屋でヨシにすることにした。

看護婦さんとも面接があった。とりあえず一通り、家の構造や家族構成等きかれた。別に術後、介護がいるような状況でもないので、そこは確認程度で終わった。
そのあとは、入院中のこと、術後どういうふうになって、なにを注意しないといけないのか等、説明してもらえて助かった。そこまでいろいろなブログで読み漁って頭でっかちになっているわたしの想像から出た疑問をいろいろお聞きしてみたりもした。どういうものをどの程度持っていけばいいのか等もきけて助かった。

術後のことを考えたとき、わたしの一番の不安は、「腸閉塞」だった。
身近なひとで、手術したあとに腸閉塞で悩まされたという人が多く、とにかくそれが怖かった。
先生にも「とにかく、ならないように予防するのが一番」と言われていたので、その不安を伝えたら、やはり「とりあえず動きましょう!」と言われた。「ナースステーションの周りをグルグルなさってる方もいますよー」と言われたので、とりあえずの周回コースをナースステーションに定めることにした。(気が早い

2週間か。どうなるんだろう。

帰りがけに病院の売店で、丁字帯というものを買った。

(つづく)

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