【婦人科手術を受けてからの道⑦術後七日目】
今日は術後一週間の検診があった。
下の階に行くということで、また車椅子で連れて行ってもらった。
連れていかれたところは
産婦人科病棟。
婦人科がコロナ患者の受け入れ先になっているようで、病院もいろいろフレキシブルに対応しないとならないらしい。
エレベーターに乗るときには、先週の同じ曜日の日には、すごく不安な気持ちで歩いて乗ったんだな・・と思い出した。
産婦人科のラウンジには、なんだかウキウキした空気感で面会を待つ新米パパらしき人とか、退院を心待ちにしているらしいおじいちゃんおばあちゃんとかが待っていらして、私の病室の近くのラウンジとはだいぶん雰囲気が違った。
そこまできてふと一瞬不安になる。
赤ちゃんとか見たら、精神的につらくなっちゃうこととかあるのかな・・・。
自分ではついにお世話になることもなかった産婦人科。
甥が生まれたときに、見に行ったり検診についていったりしたけど、それだけ。
もう産むことができないんだって思ったら、つらくなっちゃうのかな。
むしろ
つらい風にしたほうがいいのかな、なんてすら思っちゃって。
(つらくなるべきなのかな、とか・・)
でも結果的に
私は全然大丈夫でした。
むしろすれ違った新生児ちゃんを乗せたカート(?)見て
あら〜ちっちゃくて可愛い〜〜〜
なんて、もうむしろおばあちゃんくらいの感覚で。
ちょっと待たなくちゃいけなくて、新生児ちゃんたちがいっぱいいるお部屋の真ん前に車椅子止められてしばらくいたんだけど
お腹空いてぎゃあぎゃあ泣き声がしているのを聞きながら
まあみんな元気そうでいいね!とか思ったし
気だるそうな出産を控えたお母さんが大きなお腹で歩いているのを見て、わー大変そう。頑張れって思えたし
ちゃんと割り切れているんだなって実感はできたので安心しました。
先生も「ごめんねー。ちょっと気になってたんだよね」って言ってくれたけど
「全然大丈夫です!」って返しておきました。
でももし、気持ちの整理がつかないままに手術をすることになっていたら、すごくつらかったんだろうなとも思いました。
検診の結果は
すべて順調!
傷は中も外もきれいならしいし、よかったです。
お腹のガーゼもベリっ!て容赦なく剥がされたけど、見てみたら案外簡単にテープで貼ってあるだけで、大丈夫なのかな・・・と思った。
それと、術後はじめて「例の台」に乗ったんだけど
びっくりするくらい前にあった症状もなくて、一切おりものも出ず
むしろ不思議な感じがしました。
やっぱり以前の症状は異常だったんだなっって初めてわかった。
この日はお通じもあって、一安心。
導尿は相変わらず三回。
50mlを切らないと終わらないんだけど・・・
どうやったらそんなに減るの???
っていうくらいある程度のところから全然減らない。
終わるのかなこれ・・・。