トントントントンひげじいさん。 【婦人科手術を受けるまでの道⑦】

手術を決めてからはトントンと事が進んだと思う。

職場の信頼できる上司にだけは手術をする説明をした。10日から2週間の入院になることや、退院後、数週間は復帰できないかもしれないということを伝えた。

術前検査の日は、「念の為、ご家族といらしてください」というので、姉に一緒に来てもらうことにした。

まず先に一通りの検査をした。スタンプラリーでもしているかのように病院のあちらこちらへ回されて、血液検査、レントゲン、心電図、呼吸器検査と次々と検査をしていく。
なんだか最近は婦人科検診のことばかり考えていて、とりあえずワンピース着ていればいいだろうくらいにおもってたけれど、考えが足らなかった。。心電図なんかのときにはワンピースが不便で(そりゃそうね)大失敗したなと思った。上下セパレートで、下をスカートにしておけばよかったのか、と後から思ったけどもう遅いわね。

検査を全部終えて、婦人科のところに行ったら姉が来て待っていてくれた。診察にひとりじゃないって案外慣れなくて居心地悪い感じもしたけど、でも一緒に詳しい説明を聞いてもらったことで、もちろん不安はあったけれどとても冷静に手術のことを考えられるようになってきた気がした。

先生は詳しいことを時間をかけて説明してくれた。
手術はしっかり取りきらないといけないので開腹でやるということ。
単純摘出ではなく、准広汎摘出手術というものでやるので、少し時間はかかるということ。
卵巣は残せそうだということ。

手術日はそこから1ヶ月先、ということになったが、はやまる可能性もあるとのことだった。


それから2週間足らずしたころ、先生から電話がかかってきて、空きができたのだけどどうですか、とのことだった。正直、手術のことを考えて過ごす毎日が億劫だったし(!)はやいほうが仕事の都合もよかったので、はやめることにした。

でも落ち着いて考えたら。。


もうすぐだね。

むむむ。


急に慌ただしくなってきた。

(つづく)


いいなと思ったら応援しよう!