前進あるのみ。 【婦人科手術を受けるまでの道⑨手術二日前】
いよいよ入院する日がやってきた。手術日の二日前。
前日に病院から確認の電話が入り、「午前中には入っていただいて・・」と言われたが、そんなに早く行ってもすることなさそうだし、できるだけ家でゆっくり、できるだけ家の食事がしたかったので(!)「いやいや入院相談に行ったときには午後からと言われていたので午後のつもりでいました(ほんとに!)」と、困ったさんオーラを出したら、午後でも良いことになりました。
結局気がついたら、どこの海外旅行ですかってくらいの大荷物になって(爆)ちょっと自分でも怯んだけど、病院までは姉が車で送ってくれて助かった!その大荷物をえっちらおっちら運び、入院手続きを済ませ、一階のエレベーターのところで家族とはお別れ。もう子供じゃないのに名残惜しそうにされてすこし恥ずかしい。。
自分の階までエレベーターで上がり、部屋まで案内してもらう。
ナースステーションを通り過ぎ、トイレの場所も確認。結構トイレまで遠いな。。とちらりと思ったけれど、のちのちあんなに何度もその距離を往復するとも知らず、あまり深くは考えていなかった。
四人部屋は家具で仕切られているので、ほどほどのプライバシーもあり、窓側だったし、居心地は悪くなさそうだった。みんなカーテン閉めているのでお部屋の方々はわからないけれど、雰囲気からして、同年代の方はいなさそうな雰囲気だった。
軽くフロアのツアー(?)みたいなのしてもらって、シャワー室とか洗面所とか見せてもらう。その後はとりあえず荷解きをして、Wi-Fi設定もして(←ここ大事)充電環境も整え(←ここも大事)ベッドに座る。
うーむ。
やることないね。(爆
看護婦さんが挨拶に来られたりする以外は特にやることもない。
とにかく全然ピンピンしてるのに、むしろお洋服着てるほうが違和感ありありだったので寝間着に着替え、あつ森とかやりつつ(爆)だらだら時間を過ごす。ああ、これだけだったらいいのになー。(バケーション
そうこうするうちにお夕食の時間になる。
ベッドの上でお食事するってなんだか落ち着かない。
お食事は普通な感じで、とりあえず一通りありがたく頂いた。
後から思えば
それがその後何日間も続く絶食期間に入る序章だったとは。。
最後の晩餐だと知っていれば
もっと感情むき出しにして食べたのに!
食事が終わる頃に、若い若葉マークの看護婦さんが、OS1とパックドリンクをまとめて持ってきた。
大学病院なのでたまに若葉マークの可愛らしい看護婦さんが来る。
OS1のうち一本はもう今から飲んでいいです。
明日もう一本飲みます。
パックのほうは明日一本飲んでください。
OS1今から飲むの?ちょびちょびと?
長距離選手のウォーターローディングみたいなものなのかな、とか思いつつ、いつまでに何を飲むのか説明がはっきりわからなかったので、いろいろ質問したら先輩に聞きに行ってくれた。
しばらくして帰ってきて、OS1、3本中二本は明日飲みきり。栄養補助ドリンクも明日飲みきり。手術日は手術2時間前までにOS1もう一本飲みきり。栄養剤も飲みきり。そこからはもう水分もだめ。というようなことを言われた。
もうその時点でOS1飲み始めちゃってたけど・・・まあいいか。
OS1だけ目の前にずらりと並べられ、いきなり気持ちが折れそうになる。
でもこんなのまだ序の口。
9時就寝なのでとりあえず寝る(といいつつ、こそこそスマホとか見てたけど。
(つづく)