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焼肉店バイトでの悲劇〜U.Kの日常〜
秋の少し肌寒い風がそよそよと吹く高校3年生の時でした。
服と靴が欲しいと思っていて、近くの焼肉店でバイトを始めたのです。
面接でキッチンでの仕事をしたいと何度もアピールしたのに、バイト初日ホールにされました。
僕『何で!?!?』
僕は心の中でそう叫びながらしぶしぶバイトを開始しました。
ピンポーン。
店員を呼ぶチャイムが鳴り響き、僕は急ぎ足でお客様の対応に向かいました。
客『この肉は何の肉?何処の部分??』
2人組のカップルが色々聞いてくる。僕は心の中で思いました。
僕『知るかよ!!笑』
その後何度も聞かれるは、他のお客様からも質問ばかり。
僕『だから嫌だったんだよ!泣』と心の中に卑屈の叫びを引き出しに戻すように静かにしまった。
逃げるように僕は片付けを精一杯頑張った。
そこで店長から励ましの声を頂だいたのです。
店長『あいつ、片付けるのだけわ早いな。』
僕『ふ、何を言われようと構わない!!僕を掃除の神様と呼べ!讃えろ!称賛しろ!!』...と心の中に言葉を封印するように閉まっておいた。
そして僕がバイトを始めて1ヶ月後。
僕『骨折しました!』
と嘘をついてバイトを辞めました。
きっと...心の骨折はしていたのだと思います。
END
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