なぞときどうでしょうナゾガク2024振り返り記事(ネタバレなし)

どうもこんばんわ。なぞときどうでしょう主宰のうじをです。
今年もナゾガクが終わり、出展も無事終わりました。
終わった後一日休みを取って休んだんですが、全然体力は回復せず、翌日の仕事に支障が出ながらも、家帰って速攻寝てみたいな生活からようやっと回復しました。ナゾガクロスの前に体力がロスってしまった。

そんなこんな言ってる間に、11月末には福岡リドルマーケット、12月には東京最宴祭と、出展が続くのですが、いったん新作を作ったわけなので、振り返り記事を書いていこうと思います。

そして今回試みとして、ネタバレ記事を書いてみようと思います。
ネタバレ記事の障壁として少額ですが有料記事として書いてみます。
有料記事とすれば、わざわざ故意にネタバレは見ないと信じたいなぁ…。
別記事にリンクを飛ばしますので、もし参加してネタバレ記事を読みたいなと思いましたら、よかったら読んでみてください。

周遊謎「周って解ける謎」制作話

なんで周遊謎を作ったのか

今回、周遊謎解きを作るに至ったのは、去年のナゾガクと2月に参加した大阪最宴祭が、大きな影響を与えてました。

去年のナゾガクは部屋コンテンツが多く、各部屋は大きく盛り上がっていたのに対して、外がさみしいなと思っていました。
待ち時間にワイワイするコンテンツが少なく、ナゾガクらしい掲示も鳴りを潜めてたような気がうっすらとしてました。

そんな中で参加した大阪最宴祭9。
周遊謎が所狭しと貼られていて、どこでも謎を解いている空間がありました。昔ナゾガクで見た空気感。休憩時間でもうんうん悩んでるのに、みんな持っているものが違うあの感じ。
これは次のナゾガクは周遊謎だ。うちの団体だけでどうかなる話じゃないが、今年は周遊謎で行こう!と決めました。

ふたを開けたらたくさんの団体が周遊コンテンツを作ってて、おいおいおいとなったのは別の話ですが

なぞときどうでしょうとしての周遊謎とは

今回、周遊謎を作るにあたって決めたこととして、「難しいものは作らない。2-30分で終わるコンテンツで、他のコンテンツの空き時間で考えられるものにしよう。」としました。周遊謎って、一度買ったらやりきらないと、もったいないことになることが多いと思ってます。フェス期間で、限られた時間、ほかにも遊びたいコンテンツがたくさん。そうなると、うちのモットーとしては、ライトなものとして、作ろうと動きました。

声かけでも「ライトな周遊謎」と押してましたが、「ライト」の定義って難しいと思います。(声かけながら自分でも思ってました)

お茶漬けもさらっとしてても量が多いとライトといえるのかって話があるような…
何言ってんすかねおれ。

今回のライトとしては問題数が手ごろである。解く時間的には2-30分ぐらいだよ。という難度設定でライトと宣伝させてもらいました。間違ってないと信じたいですね。

ただ、簡単すぎではだめだと思うので、ところどころひねっている部分はあると思います。そのあたりはネタバレ記事にかければいいかな。

解答LINEアカウントの作成 そこから気づいたこと

今回プレイした方にはわかると思いますが、LINEアカウントを使った解答チェックシステムを構築しました。
割と単純なLINEbotなので、実装自体はシステムをかじってる人間としてはそこまで時間もかからずできたと思ってます。

作成を進めていくと、このLINEbotシステム、いろいろ考えることが多いんだなってのがわかってきました。
今回、GAS(Google Apps Script)を使った形で実装したのですが、無料で実装するにはいろんな制約があるんだなってのを、初めて知る機会となりました。

知っている人には当たり前の話かもしれないですが、LINEのメッセージを送るのに、fetchという処理を行っています。このfetchという処理、GASで実行できる処理数に制限があり、一日で20000件が限度とのこと。

何言ってんだという人が多いと思います。
単純に考えると、正しいキーワードを入れられた場合、1日20000件までは、返答できるということです。さらにこれは、利用している人全員が、該当になります。
つまり、一日100人が1つのアカウントを登録したとすると、一人当たり200件の応答メッセージを返すと、それ以降正しいメッセージを入れたとしても、Botがメッセージを返せなくなります。

謎解き公演だと結構致命的で、正解なのにリアクションが返ってこなくなるというクソデカバグになっちゃうのです。こわいねぇ…。

企業の公演だったら、ちゃんと有料課金したり、自社管理下で実装しているなどしていると思いますので、問題ないはずですが、同人だとそうもいかなくなる点があるんだなと思った次第です。

そんなことを思ったとき、たまに回答ラインと、ヒントラインを分けたり、物語の途中で別のラインを登録するなど、(なんでわざわざ…)と思ってたアクションと、この理屈がつながり、「あぁー」となってしまいました。
これは難しい話だと。やむを得ない理由が見えて、よくないなと思った次第でもあります。

こうして完成した周遊謎

ほかにも謎制作等で苦労したところもありますが、大ネタバレになるので、今回はあまり書かず。ただ、去年と同様今年も3か月前にはパイロットデバックを実施、2か月前から物品・デザイン調整、1か月前には印刷依頼などといった感じのクリーン進行で進められました。

直前での駆け込みがマジの苦手なので、かなり余裕をもってモノづくりをしている状態が功を奏して、安定した成果物になっているんだなと思ってます。なので、ハッカソンみたいな感じなのはマジで苦手だなと今でも思います。

当日も謎を解いている人たちの姿を見ることができて、安心と喜びが多く出ました。よかったぁ…。
これが制作者が味わえる味なんだなって。

あと、周遊の印刷物はちゃんと依頼できてよかったなと思ってます。
紙がしっかりしてるので、書きやすさがすごかったな。

ただ、張り切って印刷しすぎて大量の紙が家に戻ってくるのが怖くて怖くて。
あと、ペグシルも何を血迷ったか1000本買っちゃったし…

在庫管理はしっかりしましょう(滝汗)

最後に

今回も、いろんな方に遊んでいただいてとても感謝です。まだまだ団体としては新参者です。至らない点もあったと思いますが、楽しんでいただければこちらとしてもうれしい限りでございます。

また、おひねり券をいろいろな方からいただきました!正直0だろうなと思ったところで、ここまでもらえて本当に感謝しかないです!

すべての方に感謝して、今回の「周って解ける謎」は、様々なフェスで再演できればと思ってます。
RTA謎同様によろしくお願いします。

有料記事のご案内

最初に書いた通り、ネタバレを含む内容について有料記事にてご紹介します。(2024/11/07時点で記載中)

(周って解ける謎ネタバレ記事はこちらから)

(pandora boxネタバレ記事はこちらから)

…pandora box…?なんですかねこれは…(本当に知ってる方だけ買うことをお勧めします。)

以上となります。
いったん駆け足で記載しましたので、追記や見直しがあったらこちらに書いていきますのでよろしくお願いいたします。

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