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チャンピオンシップ東京入賞 赤ビルス解説【ドラゴンボールカード】 

割引あり

はじめまして 抹茶と申します。
普段は都内でワンピースカードやドラゴンボールカードをやっています。
過去には遊戯王やシャドウバースをプレイしていて
日本代表選考会やプレイオフにも進出しています。

ドラゴンボールカード実績
1弾環境アルティメットバトルEXにて愛知、東京と2週連続で勝つことができ、悟空2枚獲得することができました。
きょんさん(@kyonsirk)と共同執筆させていただいた記事はこちら


今回は第2弾発売直後一番注目していたビルスの紹介記事になります。
信じて使用してくださったまーぼーさん(@ma_bo_1000)、マエカワさん(@maekawa511)ありがとうございました。

チャンピオンシップ東京成績は以下の通りです。
まーぼーさん
予選9-0 トナメ1-1 計10-1 ベスト16
マエカワさん
予選8-1 トナメ1-1 計9-2   ベスト16

私は残念ながら落選となってしまい出場できませんでしたが、お2人にシェアさせていただき、両名共にベスト16入賞となりましたので筆を執ることにしました。読みにくい部分もあるかもしれませんが精一杯書きましたので是非読んでいただけると幸いです。

目次

【1~5項目 無料部分】

1.環境予想について
2.ビルスを勧めた理由
3.デッキ構築と強み・弱み
4.採用カードの紹介
5.検討したが不採用にしたカード

【6~19項目 有料部分】

5.不採用カードの紹介
6.構築の方針
7.自傷について
8.コンボの使い方について
9.マリガン基準
10.基本的な展開
11.各対面のポイント
-ビルスミラー対面
-2弾赤悟空対面
-ベジータ対面
-ザマス対面
12.おわりに

1.環境の予想について

ある程度このようなイメージをしていました。
赤悟空      40%
ビルス      20%
ベジータ  20%
その他      20%(セル、トランクスが少し多め)

赤悟空が最も事前評価が高く、Xなどでも試運転した人達がかなり推してる印象でした。しかし2弾の発売から間もなく、1弾の緑悟飯等をそのまま持ってくる人も一部いる可能性もあるなと想定していました。

2.ビルスを勧めた理由

結論環境的立ち位置が良かったこと、プレイがある程度確立しやすかったことの2点がビルスを選択した理由です。

環境の立ち位置が良かったこと
まず環境予想をした中で私の相性認識は下記の認識でした。
vs2弾赤悟空       ビルス有利
vs1弾赤悟空       ビルス有利
vs青ベジータ     ベジータ微有利
vs青トランクス トランクス微有利
vs青ザマス         ビルス有利
vs黄色全般         全てビルス有利
vs緑セル             5分~ビルス微有利

環境に一番多いと想定した赤悟空にも有利かつ、微妙不利対面も3~4割は勝率があると考えていました。
1弾の時の相性じゃんけん極力回避できると感じました。

プレイの確立がしやすかったこと
ビルスはいわゆるミッドレンジの除去デッキです。
緑のデッキが環境にほとんどいないと想定していたため、ビルス側のゲームレンジまでゲームを長引かせ、盤面を除去していれば負けにくいと思っていました。

3.デッキ構築と強み・弱み

マエカワさんが当日使用したデッキはこちら

まーぼーさんはフィニッシャーを数枚変更しています。

デッキの強み
このデッキの強みは主に3つあります。

1.環境の立ち位置、明確な不利対面がないこと。
ビルスを選択した理由の部分で記載した通りです。

2.新弾で追加されたパワーカードを使用できること
2弾で追加された力の大会ギミックは誰が見ても明らかに強いと確信ができるほど効果が強いです。
2弾で増えたカードプールでカードパワーが高かったのは明確に赤、次点で青であり序盤のデッキ選択をする上でこの2つのデッキいずれかを使用すべきと感じました。

3.強力なリーダー効果を持っていること。
緑が強い環境のため少し埋もれていましたが、盤面の取り合いにおいてはビルスのリーダー効果は破格の性能です。
またこのカードゲームのルール上パワーが0以下になった場合はKO効果が発動せず盤面からいなくなるので少し対処しづらいカードも用意に取ることができます。リーダー効果を使い、パワーダウンさせたカードをそのままリーダーでアタックするだけでも大半は取れるラインになっているので除去力が非常に高いです。

デッキの弱み

このデッキの弱みは主に2つあります。

1.クリティカルリーダーであること
クリティカルリーダーのため序盤のアタックをドローに変えることはできません。事故率は上がってしまいますが、ドローリーダーでない代わりに強みである強力なリーダー効果が覚醒後使えるのでその引き換えだと思っています。
また弱点になるであろう序盤の安定性は十分構築で補えたことも使用理由になります。
また先行の場合だとよりドローリーダー対面手札差がつきやすいのでそこを埋める必要があります。

2.決定力の低さ
アドバンテージ差を広げたり除去するのは得意なデッキなものの、派手なアタックや展開はできません。決定力をあげるためにコンボ値を多く採用し、リソースゲームにできない場合は4悟空や5悟空で高打点でアタックできるよう総コンボ値を多めにしています。

4.採用カードの紹介


4ケフラ

手札が減らず、横展開できるカードです。その上10000コンボまでついていて2弾間違いなく最強のパワーカードです。赤が注目されている明確な理由です。ゲームの性質上たくさんドローするので1枚目の4ケフラから2枚目、3枚目と繋がっていくことがたくさんあります。

3悟飯

ケフラからの出し先として1番優秀なカードです。
リーダー効果と合わせて除去能力が非常に高く、相手の盤面を返すことができるカードです。
自分のライフが5の場合、悟飯アタック⇨自傷⇨覚醒まで入りながら25000でアタック可能なので覚えておいた方がいいです。

バジル

上記のパワーカードへのアクセス率をあげ、デッキの安定性をあげるため採用しています。1コストで出す優先度が高いため、スカさないためにもサーチ先を20枚は用意したいです。

3ケフラ

4ケフラの出し先で手札が減らずリーサル時のコンボ値が上がるカードです。
相手の盤面があまり強くない場合は3悟飯ではなくケフラをプレイして手札消費無しで盤面を展開します。
コンボ値も10000ついていて、出しても損失がないため非常に優秀です。

カトペスラ

バジルのサーチ先の10000コンボ枠
3悟飯がない場合に4ケフラから出して悟飯と同じような役割を果たせる点が優秀です。3悟飯の5枚目以降かつ10000コンボのような使い方になります。

ピッコロ

バジルのサーチ先で損せず盤面にコンボをばらまけるカードです。
3悟空などサーチしにくいカードを探しに行く場合はバジルより優先してプレイする場合があります。
デッキに内蔵してある2種類のサーチ先でもあり、更に安定感をあげるために採用しています。
3悟飯-15000になった場合にバジルやピッコロの5000キャラで取ったり同値のアタックを実質無料で守ることができます。
相手のアドバンテージ差をつけることでゲームが決着する環境のため1コスト8枚体制が使用感いいです。

3悟空

個人的赤のNo.1パワーカードです。自傷が可能で、相手のキャラを処理できて盤面にキャラが残るカードです。どれもが強力で序盤のテンポをサポートしてくれます。
先行の場合の必須カードと言っても過言ではありません。後攻の場合もエナジーマーカーを温存したい場合は3ターン目に出すことも頻繁にあるので減らす余地はありません。
リーダー効果と合わせれば除去範囲も30000まであるので腐りにくいカードでもあります。

ウィス(コンボ5000)

赤対面の亀仙人や1コストのキャラを取れるカードです。亀仙人を放置するとミラーが非常に厄介なので採用しています。
パワーが10000あり、場持ちもいいので、3悟飯と合わせて20000まで無償で取れます。
キャラのパワーを下げた後にはアタッカーとしても機能したり、終盤にはコンボ値になってくれます。

ウィス(コンボ10000)

10000コンボであり、5000ウィスの重増しとして採用しています。
役割はほぼ同じなので割愛します。

5ビルス

リーダー効果と合わせればほとんどのキャラを一掃することができます。
ケフラ展開を返しながらクリティカルでアタックできる点も優秀です。ミラーの場合は取られやすいですが、vs悟空の場合は場持ちの良さも評価しています。

5悟空

ダブルストライクがないと自分からラストアタック通しにいく場合に勝てなくなってしまうので採用しています。
絶対に必要というわけではないですが、プレイの選択肢が広がるカードなので2枚くらいは採用したほうがいいです。
終盤に引き込めばよく、使用枚数も1枚なので2、3枚採用すれば十分引くことができます。

4悟空

いくつか役割があるので順に説明していきます。
・ケフラ悟飯の展開をリーダーと合わせて返せるカード
キャラをアタックするときもコンボ要求値が結構高めなのでライフがそこまで大事な局面でなければ素直に倒させてくれます。

・存在が脅威なカード
エナジーに埋まってるだけでも相手は存在をケアするので相手は警戒します。ライフ2まで残してくれるなら5悟空が通しやすくなります。

・詰め機能
最後相手のライフが2の時に守られたら5悟空
守られなければ4悟空というプランも取れます。
入ってるとないで取れる選択肢が変わってくるので1枚以上推奨です。

亀仙人

早期覚醒用のカードです。
青対面は早期覚醒を目指すため必要ですが、他対面はそこまで優先度が高くないです。
2回以上効果が使えた場合リターンが大きいのと1万コンボを重要視して採用しています。

集結!第7宇宙代表

先行の場合の3悟空のアクセス率、スーパーコンボにアクセスできる点を評価して運負けをかなり減らせると思って採用しました。
最後は打点にもなる点も評価高いです。
守りの時に弱いということ以外はあまりデメリットがなかったため採用しました。

シン

第7宇宙からサーチ可能なスーパーコンボ枠です。

以上が無料部分となります。これ以降は具体的にデッキ作成の経緯、どのようなプレイをしていたかを記載していますので是非ご購入ください。

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