12/17 船橋メイン カサブランカ特別考察

今回のテーマ
ナニハサテオキは勝ち確なのか?
結論から言うと
勝ち確ではない

という訳でナニハサテオキに対抗できる馬について考察していきます。

まず言っとくと紹介するのは以下の3頭。
1.ヘラルドバローズ
2.テンカハル
3.サンテックス
前提として全員元中央オープン馬。
(ナニハサテオキは芝であるけど1勝馬)
では各馬について考察していきます。

1.ヘラルドバローズ

①主な中央戦績

・2023仁川S 2着
・2023スレイプニルS 2着
・2023霜月S 3着
主に1800で勝ち上がっていたが中央終盤では距離短縮して今年7月に移籍

②能力考察

父見ても母見ても本質は中距離馬に見える。
じゃあなんで距離短縮したかといえば、途中で集中切らしてレースをやめる兆候が見られたんじゃないかと考えられる。(例:2走前や去年のブラジルCの大敗)
とはいえしっかり走った時はギガキングやジョエル相手にしっかり着差をつけて勝てるあたり地力は相当高い。

③展望

シニミニ産駒だけど近走見た感じ外外を回されるのが良くないように見えるので最内は実は良い枠なんじゃないかと思える。今回のメンバーに前脚質が少なく楽に先行できそう。楽逃げやスロー展開で番手につけられれば十分に勝機ありと見る。他馬の捲りなんかに対しやる気無くさないかが懸念点。

2.テンカハル

①主な中央戦績

・2023日テレ盃 2着
・2023ブラジルC 1着
・2023浦和記念 3着
・2024マーキュリーカップ 4着
紹介する三頭の中で唯一リステッド勝ちや重賞入着があり実績は1番。左回りの戦績が安定。中央では10月のレースを最後に今回移籍初戦

②能力考察

船橋1800の持ちタイム1分52秒2が明らかに頭一つ抜けてる。去年と今年の良馬場で比較してナニハサテオキより1秒、ギガキングより1.2秒、ヘラルドバローズより2.2秒速い。馬の能力は去年よりは落ちてるとしてもこの差はだいぶ大きいと見ている。
力量としてはメイショウフンジンと同じくらいの強さだと思っている。

③展望

今年の成績を見るに馬がズブくなり中央のペース追走がキツくなってきての移籍に見える。交流重賞の戦績は安定しており、今回のレースでは今までよりだいぶ楽にレース運びができそうで、着内の可能性が最も高いのはこの馬と見ている。負け筋は内で包まれて前壁で終戦といったところか。

3.サンテックス

①主な中央戦績

・2024夏至S 1着
・2024マリーンS 2着
その後リステッドに2回大敗して今回移籍初戦。判断早くない?

②能力考察

ぱっと見の戦績は1番地味ではあるものの中身を見るとアウトレンジといい勝負をしていたり3勝クラスを勝った時の2.3着馬とオープン入りしていたりと能力は十分通用するレベルにあると思う。特筆すべきはマリーンSで2着に入った時に今月の勝島王冠を圧勝したキングストンボーイに先着している点。
4歳で移籍してきたところをまだ上積みがあると見るか何か大きい問題があると見るか判断に迷うところ。

③展望

先行できた時の良績とここ2戦の出遅れ終戦と来てこの大外枠。スタートで全てが決まると見ていい。三頭の中で1番ピンパーで妙味込みで頭で買いたいと思っている。

※ギガキングは?

個人的にはここ数戦でナニハサテオキとの格付けが済んでしまった印象。とはいえ上記三頭がコケる可能性は十分あるので馬券には入れる。


以上を踏まえて印はこんな感じ

【印】

◎テンカハル
◯ナニハサテオキ
▲ヘラルドバローズ
△ギガキング、サンテックス
穴ショットメーカー(斤量有利のため)

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