あなたの意思、虚構かもよ？【読書】

『社会心理学講義』小坂井敏昌

　社会心理学の書籍を調べていたら、出てきた本です。
なかなか暑い本でした。
印象に残ったところが多すぎた本で、もう一度改めて読み直したい本でした。

中でも今特に残っているところは「自由の虚構」という言葉です。
「自ら主体的に選択したと思っても、我々は知らず知らずのうちに外界からの情報に影響を受けて判断や行動をしている。」
「社会の圧力が行動を引き起こし、その後は、行動を正当化するために意識内容を適応させる」とあり、この他にも認知的不協和の説明が丁寧にされていました。

意思というものは虚構に過ぎないという内容もあり、なかなかの衝撃を受けました。
まだまだしっかり咀嚼できていないので、また改めて読もうと思います。

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