【1】氏神さまでつながる新しいご近所 ~「ご近所の氏神さま」というアプリ事業について
見落とされている「ご近所」の価値
みなさんが毎日あたり前に暮らしている「ご近所」ですが、ご近所って知っているようで以外に知らないことばかりですよね?
例えば、
ご近所にはあなたを含め老若男女いろいろな人が暮らしていていますが、どれくらいの人を知っていますか?
すぐ近くなのに普段通らない道や、川向こう側や駅の裏など、足を踏み入れたこともない場所って結構ありませんか?
いつも通り過ぎているのに入った事も何をしているのかも分からないお店や会社ってってたくさんありますよね?
ご近所のさまざまな人々やお店の日々の活動や出来事を知る事はおろか、お知らせする手段もありませんよね?
このように「ご近所」には何も無いわけでは無く、実は多くの価値が潜在しているのですが、もっとも身近な「ご近所」のことを知る術がありません。
私たちは、SNSなどで非常に多くの情報に触れる機会がありながら、すぐ近くの価値にはまったく気付けない状況にあります。
日本古来のご近所モデル
日本には、古くから「氏神さま」という「神社」を拠点とするご近所コミュニティモデルが存在しています。
その神社は全国に約8万社(コンビニの約1.5倍)もの分布があり、古くから日本人の自然観や伝統文化、風習を象徴するものであり、各地のお祭りや伝統など多様な地域文化を継承するシンボルでもあります。
しかし、有名神社はパワースポットや観光資源として注目されつつあるものの「氏神さま」という存在は、ご近所の希薄化により急激に衰退し失われつつあります。
8万社の「氏神さま」 × ご近所SNS
そこで、この8万社もの「氏神さま」をテーマにしたご近所SNSによって、対面不要で気軽に参加できる「ご近所」コミュニケーションによって「ご近所」の価値を共有し、活性化できないかと考えました。
それがこの「ご近所の氏神さま」です。
「ご近所の氏神さま」は、こんなアプリです
三重テレビCM(https://www.youtube.com/watch?v=xPyccRQLYKg)
まず、地図からご近所となる「氏神さま」を選んでいただきます。(最大3か所まで選べます)
そして、選択いただいた「氏神さま」が同じユーザー同士でSNSでコミュニケーションができます。
匿名で対面のストレスも無く、ご近所同士で日常のちょっとしたことでも背伸びせず気軽に投稿できるので、SNSに不慣れな中高年の方でも安心して利用いただけます。
例えばご近所なら
食べログにも載らない素朴な定食屋でも、ご近所のおばあちゃんの手作りならちょっと行ってみたくなったりしませんか?
他のSNSでどこかのひまわりの投稿を見ても何とも思わなくても、すぐ近くに咲いているなら見に行ってみたくなりませんか?
他愛もないペットや趣味の投稿も、ご近所の投稿ならちょっとほっこりした気になりませんか?
結構近くなのに行ったことも無い謎のお店やスポットって、結構たくさんありませんか?
ご近所にちょっと聞いてみたかったり、ちょっと言ってみたいことって無いですか?
このように、誰もが気軽に日常のちょっとしたことを投稿できて、
さらに、投稿に「いいね!」をもらうとポイントが付与され、そのポイントはなんと!換金可能になります!
そう!ご近所に評価されると報酬がもらえるのです!
「ご近所の氏神さま」は、「氏神さま」という日本古来のご近所モデルによって、「ご近所」のさまざまな価値を再構築するという目的だけでなく、事業収益を社会還元するという試みを実現しようとするなかなか挑戦的な事業なのです。
広告収益をご近所でシェア 〜ポイント換金の仕組み
ポイント換金の仕組みは、広告収益の一部を広告表示エリア(氏神さま)に換金資金としてプールし、ユーザーの取得ポイントに応じて分配するという仕組みになっています。
また、神社文化および氏神さまの維持のため各都道府県の神社庁へ寄付もする予定です。
変動レート制で換金率UP
「ご近所の氏神さま」では、ユーザーへの還元を本当に実現したいと思っているので、より効果的に行うため「変動レート制」という仕組みを考えました。
これは、各氏神さまエリアの広告出稿量が増えれば増えるほど1ポイントの換金率がアップするという仕組みで、つまり、広告が増えるほど氏神さまエリアのポイント価値が高くなって行く仕組みです。(※特許取得済み)
さらに、広告を見るだけで1ポイントを付与
その上、広告がさらにユーザーのメリットになるように広告視聴にも1ポイント付与します。
これまで広告は、ユーザーにとって決して好ましいものではありませんでしたが、「ご近所の氏神さま」の広告ではユーザーにとっても有益なものとなることで、広告主にとってもメリットとなります。
翻訳機能により、多言語にも対応
近年、どの地方にも外国人を見かけるようになりましたが、未だに地域のコミュニティに参加できずに断絶されたケースが多く見られます。
しかし、こうしたコミュニケーションツールによって手軽にコミュニケーションが交わせれば、警戒心も溶けコミュニケーションが取りやすくなります。
外国の文化や食べ物を教わったりすれば、それだけでもご近所にいながら新たな異国文化と触れ合う機会が生まれます。
このように「ご近所の氏神さま」は、「ご近所」というマーケットを有益で持続可能なものとするために、本気で民間事業による「富の再分配」の実現を目指しています。