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社会人が4カ月で統計検定2級に合格するまで

私は2024年9月に統計検定2級に合格しました。
この記事では私が統計検定2級に合格するために行った勉強方法についてシェアします。


はじめに

私は理系出身ですが、統計に触れたのは大学1~2年生まで。そこから5年以上は触れていません。
人間、5年も経てば忘れてしまうものです。笑

勉強を始めた時点では、「高校までで習う基礎的な範囲なら対応できる」程度かと思います。

統計検定2級について

統計検定の公式HP(https://www.toukei-kentei.jp/exam/grade2/)より、試験内容は以下のようになっています。

大学基礎課程(1・2年次学部共通)で習得すべきことについて検定を行います。
(1)現状についての問題の発見、その解決のためのデータの収集
(2)仮説の構築と検証を行える統計力
(3)新知見獲得の契機を見出すという統計的問題解決力

https://www.toukei-kentei.jp/exam/grade2/

試験の方式については以下のとおりです。

  • 試験時間:90分

  • 出題形式:4~5肢選択問題、計35問程度

  • 合格点数:60/100

より詳細な出題範囲については同じく公式HPよりダウンロードできます。

統計検定2級ではCBT方式といい、マーク式でコンピュータに解答を入力する方式になっています。

学習スケジュールと具体的な勉強方法

ここではSTEPごとにどんな勉強をしたのかを書いていきます。
勉強時間は1日2時間程度でした。

STEP1(1か月目)
とけたろうさんというYouTubeで統計検定2級の出題範囲を基礎から発信されているチャンネルがあります。
完全に理解する必要はなく、さらっと概要を掴めればOKです。

STEP2(2か月目)
統計学の時間というwebサイトで基礎、2級の出題範囲である基礎編までをやりました。
各章で練習問題があり、完答できるようにしておいた方が良いです。

STEP3(3カ月目~)
ここからは過去問を解いていきました。
実際に取り組んだのは2014-2015、2017-2019の計10回分です。
これを3周しました。
※これらの試験方式は紙媒体で行われたもので、CBT方式ではありません。

2017-2019が執筆時点で売り切れていました…。
公式問題集の解答を見てもわからなかったときは、同じく統計学の時間のブログを参考にしていました。

過去問を解いたらどこを間違えたのかメモして同じ間違いを繰り返さないように意識していました。
弱点の分野があれば、STEP1やSTEP2に戻って復習していました。


私は取り組みませんでしたが、過去問題集についてはCBT方式の書籍も出ています。

購入したけど使用しなかったもの

試験対策として本を買ったけど実際には使わなかったものを紹介します。

こちらは統計検定公式の書籍ですが、使用しませんでした…。
私にとっては書籍よりも動画の方がインプットしやすかったです。

結果と試験の感想

実際の試験結果がこちら↓

結果表(あまり誇れる点ではないですがなんとか受かりました)

試験を受けてみて、「過去問と毛色が違うぞ!?」と感じました。
CBT方式になって傾向が変わったんですかね、手応えは全くありませんでした…。

『基礎的な部分を抜け目なく理解できているか』が大切だなと感じました!

今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!


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