詰め替え品で対処できないのか
物流とか生産ラインとかなんかとか考えてたら「めんどくさいのか」というのがあるかもしれませんが…
最近味付け海苔を買うことが多くなりまして様々な包装形態があります。個別包装、ある程度の大きさの容器に入っている、袋にそのまま入っていると思いついただけで3つはあります。
プラごみのことを考えたら袋に入っている形態のほうが間違いなくかさばらないのは言うまでもないんですが、中の商品の形態のことを考えた場合とか商品の見た目とかになると話は別なんでしょう。しかし味付け海苔の容器のことについては思ったより関心がないのか要求されていないのか「この容器は植物由来プラスチックです」「燃やしてもダイオキシンを発生させません」といったことを書いているところを見たことがありません。仮にそれをしてあったところで昨今のプラスチック問題の解決に至っては焼け石に水です。焼き海苔なのに。
そこと比べると洗剤メーカーのほうが「そういう努力をアピール」している点が目立ちます。その商品の性質上、直接水質汚染につながるものですから「ここでアピールせずにどこでどうするんや」というところはあるんでしょう。
とはいえ植物由来プラスチック、燃やしてもダイオキシン関係なしといったところで捨ててしまえばプラスチックゴミですからどうあがいても言い逃れはできません。同じゴミが出るのであれば詰め替え品という対処があります。他の商品でもそうですね。ボールペンなら替芯とか。一番いいのは容器を持っていって中身を入れてくれるような店が現れることですが、そこには「衛生的にいかがなものか」という「やりたくない」心むき出しの難癖が現れます。また容器を持っていって商品を入れてもらうという習慣どころか、ついこの間ようやく無料レジ袋を廃止した動きがあったばかりです。また容器を持っていくこと自体が買い物前からかさばるという難癖もあります。
それはそれで「勝手にしろ」としか言いようがありません。できればそういうところがあったら行きたいよね空き容器が活かせるから。そのぐらいの程度ですし、そうに過ぎません。
さて味付け海苔の話ですが方法がないわけではありません。「詰め替え品」に相当するようなものを買うことです。大きな容器入のものを一度買っておき、袋入りの100枚入りのものを買うことで「数回の使用に耐える」事ができます。それは海苔が湿気を吸うと風味が落ちるからです。買うたびに生石灰の乾燥剤がついてくるのはその防止のためです。ただその100枚入りのものは業務用スーパーにしかありません。毎回同じような買い物をする人にはうってつけですが効果は言うほどではないかもしれません。