雨の音を聞きながら
久しぶりにこのnoteを開いたら、下書きにアライに関するタイトルがいっぱい並んでいてちょっと笑ってしまった。どれも本文は出だしだけであとは続いておらず、忙しいのもあったけど結局言葉にならなかったんだと思い出す。
アライ卒業ライブが終わって、ドラムレコーディングまでやれて、結果すごくよかったと思う。たらればは存在しなくて、やっぱりいま起こる事をなんだかんだ考えながら、感じながらやるのがいいんだと思った。いまはそう思います。
それから、かなちゃんと脇元と3人の写真を撮ろうと夜明け前の海に行きました。なんとなくみなはむさんが描いてくださった「SANSO」ジャケに近い構図の写真になったけど、これは先日東京から遊びに来てた友人に「アー写撮りたいんですけど、どんなんがいいですかね?」と聞いたら「やっぱり夜明け前の海かなー」と言われて「やっぱそうか」と思い撮影する事にしました。
正直、3人になる事に対して消極的な気持ちだったし、不安がとても大きかった(基本そんなんです僕は)のでほんとはアライがずっといたらいいのにと思ってやってました。もっと言えばオリジナルメンバーの4人でやりたいってずっと思ってた。あのメンバーこそがコバルトボーイだって思ってた。
でも現実はそうじゃなく、受け入れていかないといけないから大人ぶってやってましたし、いまでも正直そうです。
でも撮影の日、夜中に小西先生のワーゲンで脇元とかなちゃんと夜明けの海まで走って行く時、心の奥からわくわくする気持ちが少しずつやって来ました。撮影準備をして、撮影しながらもその気持ちは少しずつ湧いていて、あ、これはまたなにかはじまるかも、と思えてきました。その時、この1年くらい続いてた緊張から解放された様な気がしました。やっとフラットにバンドに向き合えるような穏やかさが戻って来た気がします。
これからライブはしばらくサポートメンバーの"のしろくん"にドラムをお願いしてやって行きます。そのうち紹介したいです。
5月はとても好きな季節です。レコーディングはこれからなのでこの空気をたっぷり吸って新しいアルバムを作ろうと思います。
読んでくれてありがとう。これからもよろしくお願いします。
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