Maker Daiって地域トークンみたい

法定通貨ペッグトークンのDai

私は最近までDaiって何?と思ってました。

本当に価値があるのだろうか?と。私の結論は現状のDaiはクリプト内でのみ受容性がある地域トークン。ユーザーはETHを担保にしてDaiを生成して借りることができます。これを現実に例えると、ユーザーAと貸す側のBが居ます。普通であればAは土地を担保にBから日本円を借りるわけだが。Daiはちょっと違う。Aは土地を担保に日本円っぽいものを借りる。そう日本円を借りるわけではない。

日本円っぽいもの。これは何だろうか?が疑問だった。Bが日本円を偽造してAに貸しているのだろうか? もしくは、Bは日本円ポイントを発行してAに貸している。多分後者が近い。

他の法定通貨ペッグのコインと比較してみよう。USDCやUSDTです。発行体はUSDが預託された状態でUSDCやUSDTと発行します。USDをロックしてUSDCやUSDTが発行されます。逆にUSDCやUSDTをUSDに戻すこともできます。つまりUSDCやUSDTはクリプトの外の世界とつ繋がっています。それと比較してMakerはDaiは外の世界とつながっていません。クリプト外に行くことはできません。だから、クリプト内でのみ流通する法定連動ポイントみたいなイメージです。クリプト外では流通しないと思われるので偽造された偽札とは違うかな?と私は現時点で思っています。DAIは前払い式支払いのように交換で生成されない点がどーいう法解釈になるのかな?この点が私にはわかりません。

クリプトが拡大し内と外の区別がつきにくくなったときどーなるでしょうか。あくまでMakerを運営主体とみた場合、

1,Makerはライセンス(交換業やカストディ)が必要になる。

2,Makerは循環しているDaiと同じだけのUSDを保持する必要がある。

3、一般的な用途は規制され闇DEXでのみ使用される。

4、特に規制もされず現状のまま。

5,DAO化を果たし、運営主体がコミュニティーというフワッとしたものになる

と以上Maker Daiについて考えたことです。現在進行形で担保のアセットも変わっていますが、ETHの下落リスクを除けばクリプト内でのみ有効なポイントという認識してます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?