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採用する時に気をつけていること。陶器メーカー編



採用面接を8年間してきて

自分の会社で採用面接をしてみた時に考えている事をお話しします。
中小企業の経営をしている中でどの様な人材を採用しているか。
私なりの意見をまとめました。

採用の入り口

まずここで、リクルートと書ける人は
まあまあでかい会社の採用に関わられる方です。
中小企業の採用はハローワークが一番いいです。
基本無料なのも優しい点です。

身元確認

ハロワの良いところを書きます。
まず身元確認がいりません。
窓口でその人の属性はかなりハッキリしています。
正直、リクルートやエンゲージから来られた人はその人がどういう人か来てみないと分かりません。

条件交渉がない

基本的にハロワの掲示情報以外にこちらも求めないので、
条件面での擦り合わせがいりません。
たまに困る時もあります。
陶器を作る会社なので、
陶芸を教えて欲しい、
その教育はないのかと聞かれました。
なぜお金を払って教えなければいけないのか。

採用基準

私は採用の時に2点しか見てません。
受け答えと人柄です。

受け答え

どうして弊社を希望されましたか。
近所に住んでて仕事を探してます。
この答えで合格です。
この問いに対して、
事務の仕事を希望しているんですけど
と言われたりするとお断りしています。
条件はハロワに出している前提です。
受け答えが成り立たないと指示通りして頂けないリスクを感じるので、
工場で一緒に働くのは難しいです。

人柄

これは雇用者の考えが出るポイントだと思います。
私は柔和な人を積極的に採用しています。
弊社は長年働く人が多いので、
ガツガツしてると、周りも緊張しすぎて続かないと考えているからです。
特に私は人の入れ替わりは大きなコストだと思っているのでなるべく続けられそうな方を選んでいます。
必ず伝えているのは時間内はしっかり仕事して頂ければいいです。
と伝えています。
基本的に業務時間外の付き合いは一切してません。
管理者として社員の環境は個人面接を定期的にして、
把握しています。


実際に採用した人

まず外国の方でも上の条件にあえば採用しています。
日本語が話せなくてもできる仕事で、
周りの作業者が助けられると判断したら採用して、
今も一緒に働いている方もいます。

長年パートだった人を正社員に昇格もさせています。

採用の感覚

私は今の時代に逆行して、
なるべく長い期間雇用できる様に考えて採用しています。
長い時間一緒に働く人が嫌なやつだったら、
自分も何のために面接しているかわかりません。
あえて嫌な人を採用する人事も増えていますが、
そこまで苦行にすると、
小さいコミュニティで軋轢ができて良くないと考えています。
これから採用環境が難しくなる中で、
私なりの回答です。

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