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内部監査人ウイロウ自己紹介

はじめまして
企業に勤める内部監査人ウイロウです。
オールドルーキーでして、50代にしてこの仕事に就きました。
それまでの30年間は、営業・マーケティング、事業企画、人材育成に携わってきたので、まったく初めての経験です。

正直、辞めることも考えました。
これまでの10数年、独立起業に向けて準備しつづけていいるので、ちょうど良い機会かな?と、背中を押された気持ちにもなりました。

二人の子ども達も大学生となり、それぞれの道に進み、家から離れていきます。
単身赴任も長く、そろそろ、妻との生活を再開したいと願っていることもあります。

「内部監査の仕事に就くかも知れない」
と、知人に伝えると、100%ネガティブな反応でした。

内部監査という仕事が嫌われる理由は、いろいろありまして…

①柔軟性が制限されることが多く
②長時間労働やストレスが多い
③業務の認知度や評価が低い

といったところが、最悪です。
というのも、これらを言い換えると、「裁量が限られ」「労働時間が長く、不規則」そして「貢献感を感じにくい」ということで、モチベーション理論でいうところの「動機づけ要因」「衛生要因」も思い切り外しているのです。

具体的には、
①内部監査は、厳格なルールやプロセスに基づいて、点検や調査を行うため、柔軟性が制限されることがある。そのため、自由度が少なく、やりがいを感じにくい。
②内部監査は、業務プロセスや内部統制の点検を行うため、厳密なチェックや調査が必要とされる。そのため、長時間労働やストレスが多い。
③内部監査は、会社や組織内で、業務プロセスの改善や問題の解決に貢献することが期待される。しかし、その業務の認知度や評価が低いため、やりがいを感じにくい。

こんな仕事内容も職場環境も、「Fuck you!(クソくらえ!)」なわけです。

では、なぜ、辞めなかったのか?

それは、「案外、チャンスかも」と、楽観できる自分がいたのです。

生涯現役を実現するのが僕のキャリアゴールです。
ありたい姿は、「流れる水と腐葉土、そして、うららかな日差し」

風に吹かれ雨に打たれ、右に左に揺れ動く若木にとっての、いわば、水となり腐葉土となり、そして、太陽でありたい。水は、しなやかでクールな理性。腐葉土は、すでに枯れていはいても、熟成して知恵となったスキルや知識。そして、太陽とは、あたたかい人と人との関係性。

僕は、残りの生涯をキャリアカウンセラーとしてあり続けたいのです。

これまでを振り返ると、自分のキャリアは、いつも、辺境での体験で磨かれました。

・バブルの頃、多くの友人が金融に就職していく中で、自分が選んだのはメーカー。知名度が低すぎて、ゼミの教授から「大丈夫?」と心配されたほど。

・入社3年目で、事業部の中で一番の売上、ビックユーザーを担当することとなり、海外ビジネス始め。

・念願の海外駐在を欧州で。

・事業部再構築プロジェクトに参画し、親子逆転させたグローバル体制を立案。実行のため米国に駐在。

・市場の上昇気流に乗り、注力セグメントで世界トップをとったものの、市況の悪化とともに低迷。挫折を経験。事業部を去り、人事に異動。

・人材育成に従事したことがきっかけで、生涯を捧げたいと思える仕事と出逢う。

挫折から、キャリアチェンジを経験し、自分のキャリアアイデンティティを書き換えることに七転八倒。やっと新たな可能性を見いだしました。その自らの経験と体系的に学んだ知識とスキルと通して、キャリアカウンセラーとして、貢献したいのです。

Fuck you!な内部監査の仕事に、「案外チャンスかも」と楽観できるのは、この辺境であり逆境の仕事を通して、「自分のキャリアが磨かれる!」可能性を感じるからなのです。

・あらゆる職種の業務プロセスを知ることができる
・すべての情報にアクセスすることができる
・一般的に嫌われる仕事の実態がわかる
・一般的に嫌われる仕事からやりがいを見いだせる可能性を探究できる
・一般的に嫌われる仕事環境を良くするように働きかけることができる

Fuck you! (クソくらえ!)転じて、Badass!(ヤバい!)となるか?

内部監査人ウイロウの遠吠え

あたたかく見守ってください。

ウォーン

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