21/22英プレミアリーグ第1節LEIWOL
ワクチン2回目,副反応で発熱がつらかった.
試合前情報
プレミアリーグ第1節Leicester City vs Wolverhampton Wonderersを見ました.Tottenhamと対戦予定のWolvesをウォッチ.
Our XI for #LeiWol has been confirmed! 🔵
— Leicester City (@LCFC) August 14, 2021
Team news sponsored by @FBS_news 📋
Our first line-up of the 2021/22 @premierleague season! #LEIWOL
— Wolves (@Wolves) August 14, 2021
🐺📋 pic.twitter.com/B7q1FyWSub
Leicesterはコミュニティシールドから1人だけ変更.Wolvesは新監督初戦でなにが見えるか.
試合内容
前半Leicster保持時,コミュニティシールドCity戦と同じく4231でPerezが絞りMadisonが下りて起点を作る.Wolvesは3トップがあまりプレスをかけないために,Tielemans,Ndidiらのゲームメイクに制限をかけられず振り回され気味.中盤2人では下りてくるMadisonやするする上がるRicardo Pereiraらを捕まえるのに苦労してしまいます.ウイングバックの守備強度は高く,サイドに侵入されたときには3バックの左右の選手と挟むことで上手く対処.ただ失点時はPereiaのドリブルが一枚上手でした.カウンターでTraoreを走らせる意識も見せますがSoyuncu,Amertyに封じられます.
Wolvesは保持時にCoadyや中盤のパスレンジの広さを生かしてピッチを広く使います.3バックがボールを持った時のパスの選択肢としてウイングバック・下りてくるMoutinhoかNeves・前線のJimenezがある中で,ボールが繋がっても深いところまでは運べず,Traoreのドリブル突破が一番の脅威という印象でした.Traoreって直線の速さもですが,対峙した相手を抜くときの緩急も凄い.
後半に入るとWolvesが活性化しました.前線のプレスバックが激しくなりLeicesterはパスが乱れるようになって,Wolvesがボールを持てる時間が増えます.Kilman,Saissが1列上がり1-4-5のような極端な陣形で,スムーズにパスを繋ぎサイドからクロス,失うと3-4-3に戻りスペースを埋めながらプレス,という循環ができてきて試合を支配できるようになりました.前半と並びは変わってないのでハーフタイムの意識変化が上手くいったよう.これを受け60分にRodgersが手を打ちます.MadisonとPerezに代えてVestergaard,Soumareを投入し,3-5-2で重心を下げつつ中盤も厚くすることで,中盤の潰し合いからカウンター狙いの色を強めチームとしてのまとまりを取り戻せた感.後半はよりオープンな展開となって両チームともゴールに迫りながら,精度を欠くプレーや守備陣の奮闘で得点には至らず.Leicesterが逃げ切った形でしたがWolvesもよく追いかけました.
次節に向けて
次節対戦するSpurs目線から,まずパスの出所を抑えるべし,と考えます.ワンチャンスを決められるJimenez,五分の勝負に勝てるTraoreが怖いので,彼らにボールを出せる中盤・守備陣までプレスをかけ自由にさせないほうがよい.ボール保持時にはカウンターに気を付けつつ,基本的に2ボランチで守備によく動くWolves中盤を乱すような形をとりたい.例えば前線のSon,Lucasが下りてボランチを引き付けるとWolvesの3バックと中盤の間にスペースができる.このスペースを突く,もしくはここのカバーでほかの選手が動いてできるスペースを突く,など.前半のLeicesterのように人の配置で崩せると理想的です.