21/22英プレミアリーグ第25節TOTWOL
ひどい試合です.
試合前情報
試合内容
結果:0-2 敗北
xG :0.84 - 1.87
序盤の2失点とも守備陣の技術的なミスとコミュニケーション不足によるもの.堅守で好調のWolvesには敬意を最大限に払うが,今日の敗戦も直近のSaints戦に続いて技術・メンタル面のクオリティ不足が一番の敗因だったと感じる.
ここでは戦術的問題を述べる.Spursは343で試合に臨み,前線3枚+中盤2枚の5枚でプレスをかける.しかしWolvesは中盤3枚が3バックをサポートする計6枚で対応し,数的有利を作る.Spursは前線からのプレスが機能せず,カウンターからもチャンスを作れない.だが28分にKulusevskiを投入し前線の枚数を増やした4231へ陣形を変更すると,6枚でのプレスでWolvesの攻撃を制限できるようになりチャンスが増え出した.
戦術的に整理され一方的に押し込めるようになるが,ゴールが遠く時折危ないシーンも発生.Winksは以前までの好調ぶりが嘘のようにパスミスを連発.Doherty,Lucasも細かいパスのずれや連携ミスが目立つ.Son・Kaneも決定機を決めきれない.
今後の展望
前節と同様,個人の技術・メンタル面のクオリティ不足で相手に隙を見せ敗北.前半終了時にはブーイングが響き,試合終了時にはその声すらちいさくなっていた.リーグ3連敗,一時期は可能性があったトップ4も遠のくことに.