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KPIとKGIの設定とフィードバック〜メルカリのマーケティングレポート〜

この記事では、レポートのKPI、KGIと施策展開、フィードバックと全体の私の感想について触れて行きます。

🔗マーケティングレポート制作の目的と概要

🔗課題の洗い出しまでのレポート内容


KGIとKPI設定

前回の記事で触れた課題をもとに、KGI、KPI、KSFと各施策を設定しました。

【マーケットプレイス領域】
- KGI:
シェアリングエコノミー市場、キャッシュレス市場の規模拡大の機会を活用し、メルカリの持続可能で安定した運用
- KPI:
1. MAU(Monthly Active Users)増加率
2. GMV(Gross Merchandise Value)増加率
3. 営業利益増加率
- KSF(Critical Success Factor):
1. アプリユーザーの固定化、ファン化
- 施策提案:
- メルカリ教室サイトの改善
- 出品済み未売却商品の売却数向上など、売却フローUI改善
- ユーザデータを活用したレコメンド機能など、購買フローの改善など
2. ユーザーとマーケットの安全性確保

【フィンテック領域】
- KGI: メルカードの導入
- KPI:
1. カード発行枚数増加率
2. 債券残高増加率
3. 債権回収率向上率
- KSF(Critical Success Factor):
1. カード契約につながる施策の実施
- 定期的なポイント還元キャンペーン実施など
2. カードのメリット認知向上
- Web、SNSプロモーションによるユーザー獲得など
3. メルペイ利用につながる施策展開
- メルペイを利用できるお店をアプリ内で発信など

それぞれの施策について、いくつか抜粋してご紹介します。

メルカリユーザーの固定化を狙う3つの施策

①メルカリ教室の認知度向上、利用者数増

  • 対象段階:

    1. 認知、検討、利用

  • メルカリ教室Webサイト改善

メルカリ教室はレビューがとても良かったのと、私も商品が売れずに悩んでいたので、オンラインで参加してみたいなと思いました。

②メルカリアプリの購買フローの改善案

本来ユーザージャーニーマップなどを作成し、課題を洗い出すなどの工程が必要ですが、時間の都合上、アイディアベースです。全体のコーディネート提案など、検索した商品とセット購入したくなるようなレコメンド機能を提案します(画像はAmazonです)。

③ユーザー同士のコミュニティで既存ユーザー固定化

行動実績に基づいてコミュニティが生成され、同じ嗜好をもつユーザー同士が交流できる機能の実装です。ユーザー同士がコミュニケーションでき、取引の増加、リピーターにつなげることが狙いです。

周囲からのフィードバック

chatGPT 🤖

提供されたレポートは非常に包括的であり、メルカリの事業モデルや市場動向について理解を深めるのに役立ちます。ただし、いくつかの視点を追加することで、レポートの価値をさらに高めることができます。

1. 顧客の声の取り込み:
ユーザーのフィードバックやレビューを取り入れることで、メルカリのサービスやプラットフォームの利点や課題をより具体的に把握できます。これにより、改善点や新たな機能の提案が可能になります。

2. 持続可能性への取り組み:
リユース業界における持続可能な取り組みや環境への配慮についてもレポートに取り入れることで、メルカリの社会的責任やブランドイメージを向上させることができます。

クラスメイト👧

メルカリ、メルカードサービスを織り交ぜて分析されているが、内容が分かりやすいレポートになっている。

ヤフオクとメルカリの違いちゃんと明確に捉えてる
こうだからこう、とちゃんと理論立てて説明できてる
人と人とのつながりへの転用は新たな視点でおもしろい
レコメンド機能!物々交換!どちらも今すぐにでも導入していいんじゃないかな?

業界経験者の知人💬

全体的にはよく調べられている。
サービスのMAUをさらに増やすためにはどうすれば良いかについてさらに考えると良さそう。例えば、他社サービスを使っているから?モノはあるのに出品が煩雑に感じるからなのか…など、改善点が挙げられそう。
コミュニティをうまく活発化させるにはユーザー同士のリアクションを促す施策を考える必要がありそう。
今後注力する越境ECやグローバル展開についても分析に入れても良かったかも。

レポート制作で学んだこと、得られたこと

SWOT分析、BMCなど基本的なフレームワークを活用した分析方法、課題の洗い出しについて理解を深めることができました。
前述したように、メルカリは多岐に渡り事業展開されており、フィンテック領域やKGIを設定する際の指標、CtoC ビジネスモデルに関するメリット、デメリットなど、知識を深めることになり、大変勉強になる部分が多くありました。
サービスの施策やプロダクトのUIについても抜かりなく提供されており、施策を展開するのが大変困難でした。

フィードバックやレビューを受けて、時間の都合上できませんでしたが、メルカリとメルカードのユーザーヒアリング、UIリデザイン、グローバル化を含めた分析についても、今後時間があれば進めてみたいと思いました。
リサーチ中はとても楽しかったし、課題を終えて、サービスやメルカリの企業がこれまでよりさらに好きになりました。
今後もメルカリのサービスを利用するのはもちろん、事業成長についても見届けていきたいです。


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