【FRJ2024 オンデマンドセッション#11】楽しく現場感を持ったファンドレイザーが素敵
FRJ2024のオンデマンドセッションを視聴して、ネタバレがないよう、感じたこと・考えたことを書き留めています。
11こめに視聴したのは、『熊本地震や水害などの災害時におけるファンドレイジングとその実際について』です。こちらは、神田みゆき(NPO法人SDGs Association 熊本 代表理事、熊本県地球温暖化防止活動推進センター センター長、Universe Quest 代表)さんがお話されています。
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楽しく自分ができることをできる範囲で
熊本地震に関連した講師さんの活動を多く話されているのですが、その前の自己紹介と団体紹介のパートで、「どうせやるなら楽しい方がいい」「できることをできる範囲でやる」という話があって、どんな活動・仕事であっても、大前提はこの言葉に集約されてくるよなと常に思います。
昨日も自団体の代表と話したのですが、自分自身の収入がなくなり、生活自体がしんどくなったら、誰かの支援をする活動は一旦ストップすると思う。日常がしんどい人に支援されても、困ってる人は余計に困ると思うから、と。
ファンドレイザーのみならず、誰かの支援をする人が何よりも忘れちゃいけないのは、自分自身がしんどい状況にいないことだろうなと再確認しました。
現場感を持って自分たちができるアクションを
クラウドファンディングをどういった手順でしていった、どんなサービスツールを活用したなども参考になるなと思うのですが、いちばん強く印象を受けたのは『現場感』です。
自分がいまいる場所で、できることはなんだろう、という問いかけを、現場で困っている人たちのことを知ろうとしながら、考えることができるファンドレイザーって素敵だなと。
問題の本質にも触れず、戦略や計画をつくって、数値ばかりを追いかける、そんなファンドレイザーは嫌いだし、自分自身がそうならないよう『現場感』を大切に日々活動を進めていきたいなと、思わせるセッションでした。