【FRJ2024 オンデマンドセッション#45】管理するITツール、決済システムわからないものはわかる人にお願いできる体質になろう
FRJ2024のオンデマンドセッションを視聴して、ネタバレがないよう、感じたこと・考えたことを書き留めています。
45こめに視聴したのは、『よくわかる支援者管理の最新潮流——支援者管理データベースから決済システムまで』小堀 悠(NPO法人 NPOサポートセンター 事務局長)さんがお話されています。
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NPO法人にCRMツールを相談受けるIT人財向けかも
ITツールを説明するセッションはいくつかありましたが、このセッションでは、NPO法人でよく使っているツールについて、とても丁寧でわかりやすく説明をされています。が、それはあくまでもITリテラシーが高い人向けの説明ですね。団体代表の方で、これからどうやって支援者管理をしようか勉強されようとしている人で、あまりPC得意ではない人はおすすめしません。
逆にそういう方であれば、ツール選定について外部に依頼しようとするタイミングでその依頼する人にこちらを見てもらえれば、NPO業界に明るくない方でも、どういうツールが業界ではよく使われているのか、どういう用途で使われているのかがよくわかるセッションだと思いますので、そういった用途でこのセッション活用されるのはおすすめです。
もしも、ファンドレイザーの方でシステムにも精通していきたいという方は、こちらを見れば、何をまず習得したほうがいいか、より情報を仕入れたほうが良いものは何かが非常にわかりやすいと思いますので、自分の言葉でこのセッションを説明できるくらいまで見てみてもいいかもしれません。
気軽に相談いただければ、自分自身の経験やノウハウは提供します
既存製品で、自分の団体にあったものはやっぱりないよなというのがこのセッション通して改めて感じたことです。もともとぼくは、大手メーカーの基幹システム導入コンサルとして社会人キャリアをスタートしているので、システム導入の課題は、システムに業務を合わせるのか or 業務にシステムを合わせるのかということにつきます。
従来からやりなれている業務の流れを手放すことは非常に大変です。ただ、そういった業務にシステムをカスタマイズするのは時間・お金といったコストが大変かさみます。システムをいれれば効率的になる、といった考え方はおおむね間違いで、システム導入を検討するところで適当にやってしまうと、痛い目を見てしまいます。
自団体でまだまだ精いっぱいの身ではあるのですが、ITツールをNPOでどう導入するかなどは、気軽に相談乗れると思うので、もしよければいつでもご一報いただければと思います。もしそういうことで何かの社会課題に間接的にでも貢献できるのであれば、いいなと感じたセッションでした。